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択一式試験の科目別の難易度は?

こちらでは択一式試験の科目別難易度ランキングをご紹介します。>>>社労士試験の難易度の真実はこちら


ランキングイメージ


ここでは、科目毎の試験範囲の広さとか学習する量という基準ではなく、ここ数年の正答率を踏まえて難しい問題が出題される割合が多い科目から順位をつけていきます。


択一式試験は、基本的に7科目ですが、労働基準法と安全衛生法、労災と徴収法のように法律毎に分類して順位をつけていきます。


科目別難易度ランキング


順位 科目
1位 労働一般常識
2位 安全衛生法
3位 健康保険法
4位 国民年金
5位 厚生年金保険法
6位 労働基準法
7位 社会保険一般常識
8位 労働者災害補償保険法
9位 雇用保険法
10位 徴収法


当ランキングは、ここ数年の難易度をベースに個人的な感覚も含んでいますので、参考程度にご覧下さい。


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ここ数年の傾向と対策


難関は労働一般と安全衛生法


まず労働一般常識と安全衛生法は試験範囲も広く細かい部分からの出題も多く、社労士試験では最大の難関と言えるでしょう。この傾向はかなり長い期間変わる事はありませんので、しばらく難易度の高い科目であり続けることが予測されます。


そのため労一と安衛法は、「守りの科目」と呼ばれる事もあり、決してこの科目で得点を稼ごうとしてはいけません。労一であれば5問中2問、安衛法であれば3問中1問取れれば御の字という気持ちで望むことを推奨します。


3位の健康保険法は、10年以上前には最も易しい科目だった時期がありました。それが、ここ数年は細かい数字や組織名から出題されるようになり、かなり難易度は上がっています。とはいえ、年によってバラつきがあり、比較的易しい問題が出題される年もありますので、あまり先入観を持たず解る問題を確実に取って行くようにしていきましょう。


難しいのは国年?厚年?


年金2法を比べると試験範囲も広く法律や制度も難解なのは間違い無く厚生年金なんですが、ここ数年の試験の難易度からすると国民年金の方が得点しにくくなっています。


特に平成23年度は、国年の出題傾向がさらに細かくなり、健康保険よりも難易度が高くなったと言えるかもしれません。逆に厚年は、比較的素直な出題傾向にあり、キッチリと学習して理解が深まっていれば、確実に解答出来る問題が多く出題されています。


平成18年頃までは、難しい科目の代表格だった労働基準法ですが、近年は易化傾向に切り替わっています。長文の問題文も少なくなり比較的素直に解答出来る問題が多くなっています。


ただ最高裁判所の判例から多く出題されるようになりましたが、判例はそれほど恐れるほどの難問ではありませんので、落ち着いて解答すれば近年の傾向が続けば確実に加点できるでしょう。


社会保険の一般常識は、ほとんどが決まった法律からの出題ですし、たまに出題される沿革問題もさほど難易度は高くありません。難易度の高い労働一般常識をフォローする為にも社一は得意分野にしておきたい科目です。


得点源にしたい労働三法


労災、雇用保険はここ数年それほど変っていませんので、得点源にしたい科目です。労災は、平成22年度から出題の傾向を多少変更しましたが、難易度自体は変わってないようです。


雇用保険は、社労士試験の中でも特に法改正の多い科目ですので、対策が難しい科目なんですが、逆に法改正が多いせいで細かい出題が難しいのかもしれません。キッチリと基本を抑えておけば加点できる科目ですので、苦手意識がある方は早めに解消しておくといいでしょう。


徴収法は、社労士試験最大のボーナスステージです。少ない試験範囲から6問の出題がありますので、ここだけは絶対にはずしたくない科目です。ここも出来るだけ早い段階で自信を持てるようにしておきたいですね。


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