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社労士の活かし方

まず社労士の将来性を伝える前に資格を生業にするいわゆる「士業」と呼ばれる仕事の将来性はどうなんでしょうか?


社労士


法律系の「士業」の最高峰といえば弁護士ですが、新司法試験の導入後弁護士ですら就職難と呼ばれるケースもあり、以前のような資格を獲ればどうにかなるとい楽観的な状況からはかけ離れているのが現実です。


公認会計士にしても合格者の半数以上が就職できない状況が続いていますので、どんな「士業」も資格を獲ればどうになかなるというほど甘い世界ではありません。


今後の社労士は?


まず基本的な社労士の業務は下記のようになっています。

【1号業務】 【2号業務】 【3号業務】
書類提出業務 書類提出代行業務 コンサルティング
社労士独占業務 誰でも可


1号と2号の一般的な書類提出業務は社労士の独占業務となっていますが、近年のIT化に伴い徐々に簡素化されているのが現実です。


とはいえ、専門家である社労士に確認依頼をするお客様は当然多いですし、この手続きにはどの書類が必要という社労士ならではの細かいアドバイスが顧客獲得に繋がることも多いようです。


しかし社労士として独立したいのであれば、3号のコンサルティング業務は切っても切れない能力になってくるでしょう。


就業規則や労務管理、賃金体系や退職金など専門家である社労士のニーズはまだまだありますので、活かし方次第によっては社労士の活躍分野はまだまだ広がる可能性は残されています。


大事なのは勉強と人脈


社労士業務と一言で言っても多種多様の業務がありますし、顧客によっては社労士の専門業務以外のアドバイスを求められることも多く存在します。


人脈


そんなニーズに答えるためにも、法改正のチェックや専門分野以外の知識習得など日々の学習は試験が終わっても続けなければ社労士業務は務まりません。


さらに独立するのであれば、人脈も欠かせない要素です。同じ社労士でも自分の専門外の知識を持った社労士や他の士業との連携など業務にはいろんな知識が必要になってきますので、日頃から人とのつながりを作っておく努力は必須になってくるでしょう。


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