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事務指定指定講習

事務指定指定講習は、社労士試験に合格したが「2年以上の実務経験」が無いという人が、社労士として登録するために受ける実務講習です。


当サイトの管理人も実務未経験でしたので、事務指定指定講習を受講していますので、概要などを紹介させていただきます。


事務指定指定講習の概要


事務指定指定講習の概要はこのようになっています。

項目 詳細
申し込み 毎年11月中旬から12月初旬まで
実施内容 通信指導課程と面接指導課程
通信指導課程 2月1日~5月31日までの4ヶ月間
面接指導課程 各都市で4日間連続受講
費用 7万円


【申し込み】
社労士試験の合格発表は大抵11月の1週目ですので、合格してすぐ受講したい人は決断するのに1月程度しかありません。


実務経験が無いけど合格したら急いで登録したいという人は、すぐに申し込まないと次回は翌年になってしまいます。ですので、合格の見込みがある人は資金を用意して準備を整えておいた方がいいでしょう。


【通信指導課程】
申し込みをすると1月の後半頃通信課題が送付されます。


全部で29の事例に対して必要な届出書を記載していく方式ですが、市販の様式集などを参照すれば特に難しいということはありません。


【面接指導課程】
7月~9月にかけて東京・大阪・名古屋・福岡の各都市で開催されます。


火曜日~金曜日の4日間、9:30~16:30の時間で開催される各講義を全て休まず受講しなければ、事務指定講習の修了証を受ける取る事は出来ません。


平日の4日間ですので、会社勤めの方は有給休暇か夏期休暇を取得しなければなりませんし、遠方に在住の方は長期の宿泊が必要になってきますので、開催方法としてはかなり厳しいと感じます。


講義の内容は労働基準法及び安全衛生法、徴収法、労災、雇用、健保、厚生年金、国年及び裁定請求となっていて、各支部の現役の社会保険労務士が実施ます。


実務的な内容を踏まえて主に届出の部分がメインに講義されますが、講師によってはかなり面白い内容のケースもありますので、7万円分の元を取る気持ちで行くと有益かと思われます。


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