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社労士試験の合格率

サクラ 社労士試験に限らず、自分が受験する資格試験の合格率って気になるものです。


もしかしたら合格率を目安に受験する資格を選んでいる人もいるかもしれません。


ですが、本当に合格率って信頼できる数字なんでしょうか?
あくまでも私的な感覚が入ってしまいますが、簡単に検証してみましょう。


合格率の内訳


第47回社労士試験(平成27年度)の合格率


(1)受験申込者数 52,612人
(2)受験者数 40,712人
(3)合格者数 1,051人
(4)合格率 2.6%
※情報提供 全国社会保険労務士連合会試験センター


御覧の通り合格率は受験申込者数を分母にしているのではなく、あくまでも合格者数が分母になっています。


試験当日座席に座ると意外と周りにポロポロと空席がありますが、その方々は合格率には含まれません。


真の合格率

実際に試験を受けてみればわかりますが、一応試験を受けには来ているが、途中で帰ってしまう人も数多くいます。


いろいろな事情があるのでしょうが、とりあえず申し込んだので受験料がもったいないから試験だけ受けに来て、問題みてやっぱり無理だからすぐ帰ってしまうのかもしれません。


いずれにせよ、この方々も当然受験者数に含まれます


さらに、明らかに受かる見込みもないのに試験を受けている人達はもっと多いはずです。


・試験が始まり数分で居眠りしてしまう人。
・会社から指示されて無理やり受けに来たのはいいが、全く勉強していない人。
・そこそこ高齢になり、資格試験を受けることだけが目的な人。
・申し込んだ時点ではやる気があったが、途中で挫折しほとんど勉強していない人。
・数年かけて合格する予定のため、様子見で受験しに来ている人。
等々様々な理由があると思われます。


そしてこのような方々の数は決して少なくないどころか、むしろ受験者数の大半を占めているのではないでしょうか?!
つまり本当に一生懸命勉強しているライバルはそれほど多くないんです。


ここはあくまでも私見なんですが、管理者の感覚でいえば本当に合格するんだ!と真剣に勉強して試験に臨んでいる人は5人に1人くらいに感じます。


実際に当サイトの管理者も計3回受験していますが、本当の本気で勉強して受験したのは1回だけです。
そう考えればライバルは約8千人程度ですので、確率的には12%以上まで上がります。
最初から2.6%という数字を聞くと身構えてしまいますが、真の合格率はそれほど高くない!と考え方を変えればグッと気持ちが楽になるはずです。


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