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勉強時間の確保

勉強時間 毎年社会保険労務士試験の合格者の分布が発表されますが、例年最も合格者の多い職業の割合は「会社員」となっています。平成22年のケースでは、会社員の合格者の割合が全体の52%となっていますので、最も受かりやすいのは会社員なのかもしれません。


たまに仕事を辞めて国家資格の合格を目指した!という方もいるようですが、上記のデータから見れば社労士試験であれば、決して会社を辞めなくても合格できるということがわかります。


しかし毎日に仕事で忙しいサラリーマンは一体どのようにして勉強時間を作ったのか?下記に2名のサラリーマンの合格者の例を上げて見ます。


休みを利用する


広告代理店勤務のAさんは、平日はほとんど学習時間がとれないためとにかく週末をメインに学習を進めていったんだそうです。平日はほぼ帰宅が10時前後になるため、毎日帰宅後に1時間だけ勉強すると心に決め、それ以外は通勤電車の中で勉強を進めたんだそうです。


もちろんそれだけでは学習時間が不足するため、週末及び祝日は1日10時間以上は必ず学習していたんだそうです。Aさんにとって一番有効活用できたのはゴールデンウィークと夏季休暇だったようです。


まずゴールデンウィークは徹底した復習にあて、全科目の基礎固めに費やしたそうです。さらにAさんの会社は夏季休暇を10日間取得できたため、その10日間を徹底した問題演習にあてたんだそうです。Aさんの場合は、平日は地道な暗記とテキスト読みにあて、土日祝日は問題演習を含めた弱点探し。そして次の平日に基礎固めという繰り返しを行い見事2回目の受験で合格することが出来ました。


朝型への転換


IT系企業に勤務するKさんは、どうすれば効率よく学習できるかをいろいろと模索し朝型学習に転換することで合格に辿り着きました。Kさんは残業が多かったり付き合いが多かったため、夜に勉強しようと思っても思うように学習が進まないストレスを感じていたんだそうです。


もちろん資格試験を目指すのであれば、全ての付き合いを遮断するという考え方もありますが、長年かかって築き上げた人脈はなかなか切り離せないもの。ですが、朝型の勉強に切り替えればそれほど飲みすぎて帰ってこない限りは、翌朝も勉強することが出来ますし、朝既に当日分の勉強はこなしているので大丈夫という「心のゆとり」が出来るんだそうです。


Kさんは、年明けの1月から5時起きで学習を始め、ゴールデンウィークが明けた頃から4時起きにシフト。そして直前期7月ごろからはなんと3時起きにシフトして勉強を続けたんだそうです。その努力が身を結び、3度目の受験で見事合格を果たしました。


学習時間に正解はない


AさんとKさんの勉強方法は全く異なりますし、メインに勉強をしていた時間帯も異なります。ですので、勉強時間に正解というものはありませんが、何より大事な事は、最初に決めたことは最後まで貫く精神かもしれません。


与えられた環境に一切言い訳をせず、最後までブレずに学習を進めれば誰だって合格出来ないはずがありません。徹頭徹尾やり抜く事!これが凄く難しいことかもしれませんが、最も大事な要素です。


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