社労士が教える老後お金の不安を解消させるための一番有効な方法

いつの時代も老後のお金は心配なもの。

中には20代とか30代の若さで、しかも独身だというのに老後に備えてコツコツと貯金をしている人もいます。

ですが若いうちから遊びも我慢して、やりたこともやらず、結婚はコスパに合わないなとど言って老後に備えなければイケないのでしょうか?

お金の心配はわかりますが、若いころにしかできなことはある。

それを一切やらずに貯め続けたお金にどれだけの価値があるのでしょうか?

それよりも使うものは使い、備えるものは備える。

バランスの良い資金計画を立てた方が人生は充実するはずです。

ここでは、老後のお金に困らないようにするための一番有効な方法をお伝えしようと思います

スポンサーリンク
レクタングル大

老後のお金

最も有効な方法とは?

老後資金を用意するにはいくつかの方法があります。

  • 貯金
  • 株式投資
  • 不動産投資
  • 保険
  • 確定拠出年金
  • 積立

ですが、最も確実で安定した収入になるのは間違いなく年金です

仮に年金が信用できないからと国民年金を納付せず、貯金で老後資金を用意したとします。

ですが人間の寿命は誰にも予測することは出来ません。

平均寿命の80歳前後まで生きる想定で貯金してたとしたら、80歳以上長生きしてしまったらその後の資金は途絶えてしまいます。

また縁起でもない話ですが、90歳まで生きる想定で貯金していたのに70歳で亡くなってしまったとしたら70歳以降の蓄えはハッキリ言って無駄になってしまいます。

貯金で老後資金を準備するという事は、自分の寿命をある程度正確に予測する必要があるという事です

人間の寿命なんて誰にも予測できません。

70歳台であれば足りない資金を仕事で補う事も可能でしょう。

ですが80歳を過ぎたらなかなか仕事をして収入を得るなんてことは難しくなってきます。

90歳になったらなおさらです。

そんな時頼りになるのは年金しかないんです

よく年金なんて払っても自分たちが老人になったころは年金制度が破綻しているからもらえない。だから払うだけ無駄ということを言う人がいますがそんなことはあり得ません。

年金制度が破綻することなんてあり得ないのです。

先進国の年金制度が破綻した例はありません。

また年金は国民からの年金代の負担だけでなく、半分は国庫つまり国から負担する制度になっているのです。

100年安心年金かどうかは不透明な部分はありますが、少なくとも将来全く年金がもらえなくなるということは考慮に入れる必要はないでしょう。

それよりも年金は確実に毎月支払うことが一番大事です。

その積み重ねが将来自分を守ってくれるのです

国民年金の未納は社会問題です。2017年の国民年金納付率は62%と言われていますが、そのうち納付を必要しない免除者を除くと納付率は40%を下...

年金を増やす4つの方法

将来貰える年金を増やす方法は大雑把に言えば4つあると考えて下さい。

もちろん確定拠出年金とか保険とかの方法もありますが、ここではあくまでも国が運営する制度を利用した方法をお伝えします。

厚生年金に加入する

最も簡単なのは厚生年金の被保険者となることです。

つまりは会社員もしくは会社の役員になればイイということ。

現在個人事業主として働いているが将来的に不安ということであれば、会社員として採用されるか?もしくは法人化して社長さんになるという手が考えられます。

また強く勧めるのは奥様に厚生年金の被保険者になってもらうこと

よく旦那様の扶養内の方が税金や社会保険料が安くなるという理由で、奥様の年収を基準値の範囲内にしようとする方がいます。

確かに130万円いくかいかないか?ギリギリの収入ラインでしたらその枠内の方がお得かもしれません。

ですが、将来的な年金面を考えると厚生年金加入者となった方が将来貰える年金は多くなります。

専業主婦の奥様がパートを始める時、気になるのが103万円の壁と130万円の壁と呼ばれる上限値。さらに今年から106万円の壁も意識しなければい...

厚生年金という制度は、保険料負担分を会社が折半して払ってくれるという民間の保険では考えられないような優遇された制度です。

目先の収入だけでなく、将来的な目線で見るのであれば、奥様も厚生年金の加入者になるという選択肢も考慮すべきです。

付加年金

こちらは国民年金の第一号被保険者が年金にプラスアルファ出来る制度です。

第一号ということは、いわゆるサラリーマンの奥様は含まれませんのでご注意ください。

月々200円少額の積み立てが2年で元を取れるという破格の条件となっています。

国民年金だけという人は早いうちから検討されてみることをご推奨します。

詳細はこちらをご覧ください。

【永久保存版】個人事業主の年金マニュアル!フリーランス向けの年金。フリーランスになったらどんな年金に加入すればいいのか?わかりやすく解説します。

国民年金基金

国民年金基金も国民年金の第一号被保険者向けの上乗せ制度。

こちらは付加年金よりも、もっと手厚い保護が欲しいという方に向いている制度です。

サラリーマンからフリーランスに切り替えるという人は絶対に考慮してほしい。

詳細は同様にこちらをご覧ください。

【永久保存版】個人事業主の年金マニュアル!フリーランス向けの年金。フリーランスになったらどんな年金に加入すればいいのか?わかりやすく解説します。

繰り下げ支給

こちらは65歳から貰える年金を66歳以降に繰り下げて貰ることが出来る制度です。

65歳になるけど自分はまだピンピンしてるし全然元気!!

仕事もしてるし今は年金なんかいらねーよ!

だから今貰える年金は来年以降貰うからちょっと保留しといてよ!

というモノです。

65歳から貰える保険料を66歳以降にずらしてくれれば、毎月0.7%ずつ増やしてあげますよ。

もし66歳じゃなくて70歳まで遅らせてくれるのならもっと増やして最大42%増やしてあげるよ!という制度。

最大70歳まで遅らせてから受給すれば、仮に70万円だった年金が99万円まで増えることになります

しかもこれが死ぬまで増えたままの金額で貰えるのです。

現在の平均寿命は男性で81歳を超え、女性は87歳。

70歳からあと10年以上生きるのが平均値となっている時代ですので、繰り下げ支給は年金増額にかなり有効な手段になっていくはずです

ただ前述したとおり人間の寿命は誰にも分りません。

せっかく繰り下げたのに繰り下げの恩恵を受ける前に亡くなってしまうという事も十分あり得ますので、繰り下げの申請は慎重に考慮する必要があるのです。

まとめ

老後の収入の支えになるのは間違いなく年金です。

会社の役員さんだとか会長さんだとかで将来も収入に困らないという人は、世の中ほとんどいないはず。

それほど多くの国民が最後の頼みにするのが年金なんです。

若いからと言って年金を納付しないなんてことは絶対に止めましょう。

将来のために投資なり貯金なりするのであれば、それよりも年金を納付することを最優先に考えるべきなのです。


スポンサーリンク
レクタングル大
レクタングル大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする