一昔どころか二昔前になってしまいますが、テトリスという人気ゲームがありました。
上から落ちてくる6種類の形のブロックを並べて崩すゲームなんですが、任天堂のゲームボーイ用ソフトとして販売され、一時は大人から子供まで夢中になって遊んでいました。
ですが、平成世代の若い人たちはあまり知らないかもしれませんね。
ただ、最近でもDS用やPS4版に移植されているようですので、おそらく一度くらいは目にした事はあるでしょう。
テトリスって人によって攻略スタイルがあり、プレイ方法によって様々個性が出てきます。
そんなテトリスの人それぞれの攻略法を仕事のストレス具合を測る物差しにしてみます。
これが意外と侮れないのでよろしければ参考にしてみてください。
本記事は、あくまでも個人的に分析した内容であり、医学的根拠に基づいた内容ではありません。
テトリス攻略法によるストレス分析
テトリスの攻略法
まずはこちらのシチュエーションをご覧ください。
かなり積みあがってきていますが、右側の1列はポッカリ開いています。
長い棒のブロックが来てくれれば一気に4段クリアできますが、次のブロックはL型のブロックです。
あなたならこのL型のブロックをどのように配置しますか?
ここでは、点数とかは考慮せず、単純に段をクリアしていくことを主眼に置いて下さい。
テトリス攻略タイプA
L型のブロックをこのように配置するタイプは、非常に堅実なタイプでもっともストレスを溜めにくいタイプです。
このタイプの社員は、とりあえず積みあがったタスクを1つ1つ潰していくことができます。
このシチュエーションでは、長い棒のブロックが最良の結果ではありますが、長い棒がいつ落ちてくるか、こちら側でコントロールすることはできません。
それならば、まずは1段でもいいから消していく。
目先のタスクから消し込んでいくべきなのです。
厳しい状況で最善の策を選べる社員のタイプと思われます。
テトリス攻略タイプB
L型のブロックをこのように配置するタイプは、決して悪いわけではありませんが状況を注視してあげたい社員のタイプです。
この辺りに配置した意図としては、慌てて一段消すよりも、もう少し状況を見て待とうと思ったのではないでしょうか?
ですが、現実社会で一歩待って、二歩待って、と決断が遅れることによって、いずれ取り返しのつかなくなってしまうケースは多々あります。
堅実ではありますが、気がついたらテンパっていてもうどうしようもならない状況になっていた。
という危険がありますので、上司がしっかりと見ておくべきタイプです。
テトリス攻略タイプC
L型のブロックをこのように配置するタイプは、非常に危険でストレスを最も溜めやすいタイプです。
右側の1列は何が何でも長い棒のブロックでクリアしたい。
これがないと前に進まない。
そう考えるタイプなのかもしれません。
運がよく長い棒のブロックが来てくれればスッキリしますが、しばらく来なかった時、一気にパニック状態に陥ってしまいます。
あれが来ないから止めておいた、あれがないと前に進めないから何もしなかった。
こんな具合で仕事はドンドン蓄積していき、次第に何が来ても無理なバースト状態になってしまう危険があるのです。
まとめ
今回はテトリスを取り上げましたが、部下の仕事のタイプは日常の生活でもいろいろと見えてきます。
食事の仕方、服装、飲み会の席での接し方など。
精神的に病んでしまう社員は、苦しんでいる素振りも見せずにある日いきなりつぶれてしまうことも多々あります。
仕事の仕方から日常生活のタイプなど、社員のタイプをコマめに観察し、社員のタイプに応じた管理を心掛けることはストレス社会の中非常に大事になってきます。
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