2016年社労士試験救済待ちに期待するのはイケないのか?

毎年そうですが今年も社労士試験の選択式の合格ラインは気になるところです。

ここ数年択一式に関しては、合格ラインが安定してきていますが、選択式は相変わらずブレまくりです。

試験の構成上仕方ないのかもしれませんが、毎年5万人近い受験者がいる試験ですので、もう少し方法を考慮して欲しいモノです。

選択式の合格ラインは?

各資格学校の予想ライン

安全衛生普及センターの合格予想ラインが公表されました。

択一式は45点からプラスマイナス1点の範囲。

選択式試験は23~25点。

救済候補は、労一が8割程度の確率、雇用が6~7割の確率、その他社一、健保、厚年、国年から2科目程度可能性有り。とのことでした。

本日10時頃最大手TACから講評が発表されますが、概ねこの辺りのラインに落ち着きそうです。

ですので、択一式で48点以上、選択式で27点以上で基準点割れ無しという得点だったら、ある程度枕を高くして寝ることが出来るでしょう。

逆に足りてない人達は苦しい日々を過ごさなければなりません。

救済を待ってはイケない?

基準点割れがあるのなら救済なんて期待せずに来年に向けて動き出すべきだ!

合格したらラッキーくらいの気持ちでいた方がイイ!という言葉を耳にすることがあります。

ですが、本当にそうなのでしょうか?

goukaku

過去15年の合格基準点を見てみれば明らかです。

選択式試験で救済科目が無かった年は、平成19年と平成12年の2回しかありません。

その両方共合格基準が28点と高得点になってますので、比較的解答しやすい年だったということになります。

とゆー事は、通常の年は救済科目がある。しかも複数科目。

なので、社労士試験の選択式試験は救済科目があるのが通例の試験と言えるでしょう。

ですので、救済待ちに期待するのは決して悪いことではなく、ごく当たり前の行為です。

1年の苦労

約1年間かなりものを犠牲にして勉強してきたはずです。

社労士試験は、全科目を1年ですべて合格しなければイケない。

そのため半年から1年間は集中して勉強する必要があります。

あの勉強をもう一年続けるかどうか?選択式試験の1点でそれが決まるのです。

なぜ今年合格したいのか?あの苦しい勉強をもう一度やり直したく無いからです。

1年間頑張ってきて、11月の合格発表でもしダメならもう一回やり直しです。

救済待ちの方々は、ある程度合格ラインに近い点数を取っている人ばかりです。

のであれば、せめて11月までの2ヶ月間くらい救済待ちに期待したっていいじゃないですか。

各資格学校の合格予想や個人ブログなどを徘徊しながら、11月の合格発表を待ちましょう。


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