明日やろうは馬鹿野郎だが明日やらないのも馬鹿野郎

明日やろうは馬鹿野郎!

山下智久さん主演のドラマ「プロポーズ大作戦」の中での名言ですが、私は自分の子供にも常々この言葉を言い続けています。

ですが明日やらないのも馬鹿野郎なんです。

なんだか矛盾しているようですが何がイケないのでしょうか?

大事なこと

人は皆自分に甘い

転職、起業・独立のような人生の転機。

資格取得や副業、ダイエットや習い事。

これらのことはやると決めたら今すぐやるべきです

まさしく明日やろうは馬鹿野郎なんです

人間って弱い生き物で、自分にめっぽう甘いという性質を持っています。

だから辛いことからはすぐ逃げ出すことばかり考えるのです。

資格取ろうかな?とりあえず資料だけでも請求しておこう。

郵送された資料を開き、しばし悩む。

資格の勉強したいけどちょっと高いしなぁ。

勉強時間取れるかなぁ?

でもやっぱりやってみたいし。。

まぁ明日また考えるか。

などと結論を先に延ばしてしまったらその時点でお終いです。

絶対にその資格を取得することは出来ません。

大事なことを明日やろうで先延ばししてしまう人は、辛いことから逃げ続けているんです

それで欲しいものが手に入るはずがありません。

  • 転職して収入を上げたい。
  • 独立して自由を勝ち取りたい。
  • 起業して社会の役に立ちたい。
  • 資格を取ってキャリアアップしたい。
  • ダイエットしてあの頃の体型を取り戻したい。

と考えているのなら今すぐ始めなければ意味がありません。

明日やろうとした瞬間、欲しいものは目の前からスルリと逃げてしまいます

明日やらないのも馬鹿野郎

ですが、すべての事柄を今すぐやればいいか?

となるとそんなこともないのです。

こと仕事に関しては、明日できることは明日やればイイんです。

完璧主義で常に100点満点を目指してしまうような人は、仕事でも常に100点を追い求めてやらなくてもいい残業をしてしまう傾向にあるのです。

今やっている仕事がどうしてもうまくいかない。

時計の針は20時を指そうとしている。

今やらないと明後日の会議に間に合わない。

今完璧に仕上げないと上司に怒られてしまう。

でも本当にそうなのか?もう一度考えてみるべきです。

納期が明後日ならまだ明日1日猶予はある。

20時を過ぎてこれから深夜に向かう時間帯。

こんな時間からまた気合を入れなおしリフレッシュするのは至難の業。

それよりも一旦区切りをつけ、仕事を切り上げて家路に急ぐ。

家で十分リフレッシュして、スッキリした頭で翌日に仕事に向かった方が確実に捗るはずです。

明日できる仕事を明日に回さないとストレスばかりが積みあがってしまいます

仕事に関しては、スケジュールを見ながら、体調を調整し、今すぐすべてを終わらせてしまおうなんて考えずに取り組むべきなのです。

まとめ

自己啓発する、自己を高めようとする行為は苦しみを伴います。

だからそこから逃げたくなる。

その逃げたくなる自分を捕まえるためにも明日に回してはイケないんです。

やるなら今。今すぐ取り掛かるべきです。

だけど仕事はそうじゃない。

今やらないとというプレッシャーが自分を苦しめることになるんです。

明日できることは明日やればイイ。

期限までに間に合えばだれにも文句は言われないんです。

今やることと明日やること、キッチリ使い分けるのが賢い生き方です。