医学の進歩と健康志向により日本人の寿命はドンドン上がっています。
今は平均で80歳まで生きれる時代ですが、数十年すれば90歳まで当たり前のように生きられる時代になるでしょう。
そうなると、現役時代の貯蓄の積み立てと年金だけでは、とても暮らしてイケません。
老後お金に困らないようにするためには、最低でも40歳くらいまでにやっておかなきゃイケないことがあるのです。
ここでは、その3つをご紹介していきます。
老後お金に困らないために40歳までにやっておきたいこと
なぜ40歳なのか?
まずなぜ40歳までにやっておく必要があるのか?
こちらは2018年社労士試験の合区年齢の分布図になりますが、合格者で圧倒的に多いのは49歳以下。
50歳になってしまうと合格者の数はガクンと下がってしまいます。
これだけ長寿の時代になっても、50歳になって新しいことを始められるほどのパワーを兼ね備えていないのです。
中には三浦雄一郎さんのように86歳になって南米最高峰の山に挑もう!なんて方もいらっしゃいますが、ごく一部の特殊な例です。
多くの一般人は、50歳を過ぎてから新しい何かを生み出すほどのパワーを秘めていません。
気合で頑張れるのも40代が限界。
モチベーションを維持できるのも40代が限界。
新しい何かを始められるのも40代が限界です。
だからこそ40歳くらいまでには、老後に繋がる何かをしておくべきなのです。
スキルを身に着ける
老後もガンガン仕事が来る。
年を取っても困らないためには、スキルを身に着けておくことです。
将来仕事を取れるスキルであれば、どんなスキルでもいいでしょう。
こんなスキルを身につけておけば、老後でも十分仕事ができるはずです。
- ライティング
- コンサルティング
- トレーダー
- 動画編集
- WEBデザイン
- WEBプログラミング
- システムエンジニア
上述した例以外にもイッパイあるはずです。
時代の流れによってこれから先必要とされる仕事も変わってくるでしょうし、これから先必要とされるスキルも変わってきます。
その時代の流れに適応するためにも、40代までに将来仕事に活かせるスキルは身に着けておくべきです。
資格を取る
資格は40代までに取っておいた方がイイです。
50代になると過酷な勉強に耐える能力も無くなりますし、記憶力も悪くなっていくはずです。
さらに50代、60代になってから資格を取ったところで、実務経験をそこから積まなければイケません。
ですので、年齢を重ねてから資格を取っても、なかなか稼ぎに繋がらないんですね。
身体が動くうちに、いろいろと覚えられるうちに資格は40代までに取っておきましょう。
老後に活かせる資格はいくらでもあります。
- 司法書士
- 行政書士
- 社会保険労務士
- 中小企業診断士
- 税理士
- 公認会計士
- ファイナンシャルプランニング技能士
- 柔道整復師
- あん摩マッサージ指圧師
- 薬剤師
- 一級建築士
資格は裏切りません。
もちろん持っているだけじゃ何の効果も発揮しませんが、若いうちに資格を取っておいて、資格の活かし方を働きながら考えておけば、いざ老後になったとき有効活用できるはずです。
資格は年を取ってから取るよりも、若い時に取っておいた方が何倍も効果的なのです。
ビジネスを始める
老後一番お金に困らないのはビジネスをやることです。
知人に75歳を過ぎて社長になったおばあちゃんがいますが、その方は80歳を過ぎてもいつも元気で動き回っています。
お金の心配なんか一切なく、自由気ままに生きています。
老後の起業は、成功確率が高い。
だってそんなに儲けなくていいんだから。
10億とか100億とかそんなに稼いでも使いきれない。
自分たちと身近な従業員が暮らしてイケるくらい稼げればイイ。
欲がないからこそビジネスも軌道に乗るのです。
そのためにも、40代くらいまでに何かしらのビジネスを経験しておくべきです。
会社という甘えた立場での仕事ではなく、起業家としての経験をしておいた方がイイんです。
ビジネスを経験するのに、会社を辞めることはありません。
副業という形で小さなビジネスを始めておけばいいんです。
そのビジネスに花が咲こうが咲くまいが自分で事業をしている!という経験は何事にも代えがたいのです。
定年後にそば打ちを学んでそば屋を開業したって成功するわけがない。
だってビジネスのノウハウがないんだから。
まとめ
40歳までにこの3つをコンプリートしておけば、老後なんて怖くない。
むしろリタイアするのが楽しみになってくるはずです。
老後ゆったり生きれるかどうかは、40代までをどう生きたか?で大きく変わってくるのです。