徴収法は極めなければイケない

科目別学習法、第5回目は労働保険の保険料の徴収等に関する法律(以下 徴収法)です。

徴収法は得意というレベルではなく極めるレベルにまで引き上げたい。

なぜ徴収法を極めなければいけないのか?

徴収法を極める

徴収法の特徴

徴収法のテキストを他の科目と比べてみてください。

格段に薄くなっているはずです。

それもそのはず、徴収法は法律の正式名称通り「労働保険の保険料の徴収に関するコト」だけを定めた法律なんです。

労働保険関係の成立条件はこうですよ、で労働保険料の料率はこうです、で労働保険料の計算方法はこうです、で労働保険料の支払い方はこうですよ。

てなことを決めるための法律。

なので出題範囲は非常に狭い範囲からになります。

それなのに毎年労災保険から3問、雇用保険から3問の計6問も出題されますし、選択式試験では出題されません。

ですので徴収法は社労士試験のボーナスステージと言える科目です。

ということは、徴収法を極めることで確実に得点を稼ぐことが出来ます。

徴収法の攻略法

徴収法は、労災や雇用のような丸暗記が必要な箇所は非常に少ないと言えます。

選択式で出題されることもありませんので、あまり細かい数字まで抑える必要はありません。

その中でも確実に覚えておきたいのは、お金とカレンダーです。

概算保険料の額がいくら以上なら延納できるのか?

保険料を納付しなければいけないのは何月何日の何十日以内か?

この辺りは正確に覚えておかないと対応できません。

あとややこしいのは延納の回数と期限です。

出題範囲が狭い徴収法の中では、こねくり回して難問っぽく問題が作れるのがこの延納の回数と期限。

ですが、キッチリと理解しておけばそれほど難しくありません。

問題を解く時に、余白部分に第一期(4,5,6,7月)、第二期(8,9,10,11月)、第三期(12,1,2,3月)と票を書いて解いていきましょう。

過去問と演習問題を数問こなせば、十分理解できると思います。

あとは、徴収法といえば計算問題。

社労士は電卓の持ち込みは出来ませんので、計算方法は正しいのに、計算が間違っていて誤答してしまうということもあり得ます。

ですが、近年はイチから計算させるような出題は無くなっています。

予備校の模擬試験ではイチから計算させる問題も出ますが、大事なのは計算のロジックです。

あまり計算問題にナーバスにならずに、計算のロジックをしっかりと理解しておきましょう。

 


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