科目別学習法、第4回目は雇用保険法(以下 雇用保険)です。
雇用保険は、かなり難しい科目です。
初学者は順調に勉強を進めていてもココで躓く可能性が高いです。
そんな雇用保険の攻略法を見ていきましょう。
雇用保険の攻略法
雇用保険の特徴
雇用保険は、とにかくややこしい。
離職証明書や資格喪失届に離職票など。
同じような名前の届出書が次々と出てきます。
このややこしい届出を理解していくためには、出来るだけ時系列にして立場を替えて考えてみるといいでしょう。
一人の人が会社に入って、数年後退職する。
この流れを立場を替えて見ていきます。
まずは自分が社員になる。
会社に入った時、雇用保険の手続なんて社員は何もしませんね。
雇用保険が必要なのは辞める時。
会社を辞めた後、失業給付が欲しいのなら、求職の申し込みを離職票を持ってハローワークに行かなきゃいけない。
するとハローワークから、失業認定日を指定して来て受給資格者証が貰える。
という流れ。
逆に会社の総務の立場に立ってみると。
会社の総務の人は、新たに人を雇ったら(もちろん条件にもよる)、次の月の10日までに雇用保険被保険者資格取得届をハロワに出さなきゃいけない。
で社員が辞める時はどんな手続が必要か。
という感じで会社員・総務の人・ハロワの人という風に立場を替えて理解していかないと混乱します。
コレだけは絶対に覚える
雇用保険で絶対に覚えなきゃいけないのはやっぱりコレ。
本当はもっと細かいんですが、ここでは省略版を載せています。
この図を記憶してないと、ただでさえややこしい科目なのにさらに混乱していきます。
求職者給付にも4種類の人達が居て、その人達が貰える給付って何?
ということがすぐに頭のなかで結びつかないと雇用保険は攻略できません。
雇用保険の勉強をする前に、毎日必ずこの図を手書きするようにしていると、自然と覚えますからね。
あと所定給付日数も覚える必要はありますが、あれは簡単に覚えられるので直前でも平気です。
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