第48回社労士試験択一式国民年金を解いてみた

第48回社労士試験択一式国民年金を解いてみました。

いよいよ最後の科目国民年金。難易度はどうだったのか?

解答速報はT社のサイトからダウンロードした情報です。

急いで解いているため一部解説に誤りはあるかもしれませんが、ご容赦下さい。

第48回社労士試験択一式

国民年金

【1問目】

保険料の納付と免除に関する出題。

正解はいくつあるか問題ですね。

まずアは学生納付特例の人は全額免除は使えないので正しい。

イは全額免除で3年目以降での追納なので加算は行われるから×。

という事はエとオで勝負。

オが保険料免除期間に学生納付特例も含まれるので×。

エはちょっと微妙なのでオで勝負したい問題です。

【2問目】

正しいものを1つ探す問題。

これはCが国民年金原簿の記録の話ですが、しばらく第二号被保険者は旧来の被用者年金の対象第一号厚生年金被保険者だけでいいよね?というお話。

これも年金一元化の法改正部分なので、法改正押さえておけば取れた問題。

知らないとちょっと選べないですね。

【3問目】

誤りを探す問題。

この問題は簡単だったんじゃないでしょうか?

A~Dは明らかに正しいし、過去問でもよく問われている問題。

Eも3人目以降の子供は74,800円なので誤り。

消去法でもいけるしE決め打ちでも行ける問題。

こういう簡単な問題で正解をEにするというのは、時間を浪費させようという策略でしょうか?

【4問目】

誤ってるのはいくつなのか問題。

何個誤っているかっているのか探すのは結構厳しい問題です。

アは、振替加算の額は老齢基礎年金の額に政令で定める率を乗じて得た額ではなくて224,700×改定率なので×。

イは、任意加入被保険者の前納等は口座振替でなくていいので○。

ウは、再審査請求は文書と口頭、取り下げだけは後でモメると困るので文書のみだから○。

エは、社会保険審査会に審査請求は出来無いので×。

オは、受理及び申出の審査に関する事務は市町村長なので×。

ということで誤りは3つ。正解はC。

この問題はちょっとキツイですね。

【5問目】

正しいものを1つ探す問題。

一転してこの問題は楽ですね。

いきなりAが正解なのでもう他の選択肢は見ません。

脱退一時金は滞納したまま海外へ帰国されてしまうと払い損になってしまうからそれを防ぐために差し押さえの権利があるんでしょうかね?!

【6問目】

正しいものを1つ探す問題。

上から見ていきますと、Aは細かいので微妙。

Bは口頭ではダメでしょう。追納申込書を出す必要あり。

Cも微妙。

Dは障害基礎年金の受給権者は追納できるので×。

となるとEなんですが、裁定請求書には死亡原因は業務上かどうか記載する必要があるので○。

この問題はちょっと細かいですね。

消去法も効かないので難しいかも。

【7問目】

誤りを探す問題。

Aは、任意加入被保険者は付加保険料の規定は第一号と同じため○。

Bは、ん~保留。

Cは、早い話がサラリーマンは20歳前と60歳後は合算対象期間となるため○。

Dは、残余の話ですが一旦保留。

Eは、滞納した分が徴収されたんだから充当されて納付済み期間になるでしょ。ということで○。

Bか?Dか?

BはよくわからないのでBを選ぶ。なんとか正解でした。

【8問目】

障害基礎年金と遺族基礎年金の保険料納付要件からの出題。

正解を1つ探す問題。

この問題は障害基礎年金の要件をしっかり理解していれば解ける問題。

Aの選択肢を分解していくと、まず20歳から保険料を滞納している。

22歳に全額免除の申請。

で21歳6か月に初診日となる障害を発症。

初診日の前々月までの3分の2が納付又は免除されていない。

初診日の前々月までの1年間に保険料が未納だ。

ということで受給権は発生しない。ということでAが誤り。

【9問目】

正しいものを1つ探す問題。

この問題は単純な足し算ですね。

Bの選択肢が18~20歳の2年間厚生年金。

36~55歳まで19年間全額免除

55~60歳まで5年間保険料納付。

単純に26年間の納付期間と免除期間があるので受給資格期間は満たしている。なのでこれが正解。

しかしこの男性、高校出て企業に就職したが20歳で嫌になり退職。

その後プラプラとニート。そして55歳からようやく年金が払えるようになった。というケースでしょうか?

ちょっと想像しにくい流れですね。

【10問目】

これは珍しい国民年金の計算問題。

あまり択一で年金の計算問題って出されませんが、今後スタンダードになっていくのでしょうか?

昭和26年4月8日生まれの男性なんだそうですが、なんと第3号被保険者期間が240ヶ月もあります。

てことは20歳から個人で15年ほど働いていて、その間に付加保険料も3年くらい払っていたんですね。

その後35~40歳頃キャリアウーマンの奥様と結婚されたのでしょうか?

そして専業主夫として20年過ごした。そんな感じの人生?

この問題計算問題とはいえ、式が出ていて答えも出ているので、手計算が必要なわけではありません。

単純に知識を問われている問題。

まずAとBはどこから8500円が出てきたか不明ですがなし。

Eは付加保険料の支払額なので×。

おのずと残るのはCとD。

Cは100円以下を繰り上げていて、Dはそのままの金額。

つまりここから問われるのは端数の知識。

年金額は1円未満の端数処理なので、100円以下はそのまま。

なので正解はD。

これは計算問題!と思った瞬間焦りましたが、よくみると簡単でした。

国民年金は厚生年金よりも難しく感じましたが、それほど難しいという事は無いでしょう。

ただ6点から7点は取れそうな感じです。


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