専業主婦と共働きママさんでは将来の年金はどっちがお得?

日本の家庭も時代と共に移り変わり、昭和の時代のような専業主婦というスタイルも段々と少なくなっているんじゃないでしょうか?

一昔前はサザエさんのような家庭が日本のあるべき姿のように見えましたが、核家族化が進み夫婦共同で働いて家庭を守るという考え方も、今となれば一般的になってきました。

そんな家庭の気になる老後ですが、専業主婦と共働き家庭では、奥様の年金は将来的にどちらがお得なのでしょうか?

専業主婦と共働きママの年金

第二号と第三号

共働きママの場合、パート扱いではなく一定以上の仕事をしている場合は、旦那様の扶養から外れる形になります。

ですので、旦那様と同じ国民年金上では第二号被保険者、厚生年金の加入者という立場になります。

一方専業主婦の奥様は、旦那様の扶養という事になりますので、国民年金上は第三号被保険者になります。

第三号被保険者は、年金を払わなくても将来年金を貰える人達という共働きママから見るとちょっと羨ましい立ち位置です。

では、共働きママと専業主婦どれくらいの差があるか見ていきましょう。

年金額の違い

まず前提として、共働きママは計算しやすくするために月給20万円で残念ながらボーナスのない会社とします。

勤務期間は20歳から60歳まで勤めたと仮定します。

月給20万円ボーナスなし、昇給なしの会社に40年もいられるか!つ突っ込みを受けそうですが、まぁ仮定のお話なのでw

専業主婦の奥様は成人した途端すぐ結婚。それからずっと専業主婦という仮定にしましょう。

これもちょっと現実味のないシチュエーションですが、わかりやすくするためなのでご理解下さいw

厚生年金保険料

共働きママは、月給20万円だと厚生年金保険料として約1万8千円が給料から天引きという形で引かれます。

実際には厚生年金だけでなく、健康保険料も社会保険料として徴収されますので、手取りはさらに下がります。

厚生年金だけに着目すると1万8千円を12ヶ月引かれるので年間21万6千円を厚生年金保険料として支払います。

1月分の給料ですねw

それを40年間続ければ約864万円になります。

一方の専業主婦は、国民年金ですので2016年の価格では16,260円を毎月支払うことになりま・・・せん。

専業主婦は旦那の扶養ですので、年金の支払いは必要ありません。

ですので40年間で払う年金は0円。

年金受給額

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共働きママのケースで試算した場合、年額約146万円程度になる見込みです。

一方の専業主婦は、2016年の価額では年額約78万円。

40年間1円も年金を払ってないんだから当たり前と言えば当たり前なんですが、40年間厚生年金を払った人に比べると貰える額は半分程度です。

ここでちょっと話は脱線しますが、同じ専業主婦でも旦那様が第一号被保険者、つまり自営業の場合、奥様も第一号被保険者になり、毎月の年金を支払う必要があります。

サラリーマンの妻は払わないのに貰える。自営業だとダメというのはちょっと不公平感を覚えるかもしれません。

さてそれでは二人が65歳から10年間75歳まで生きた場合。

専業主婦 総支給額約 780万円

共働きママ 総支給額約 1,460万円

これを単純な利益としてみてみます。

共働きママは、40年間で864万円年金を支払っているので、差し引きすると約596万円。

専業主婦は1円も払っていないので約780万円。

てことは・・・75歳まで生きた場合は、専業主婦の方がお得ということになってしまいます。

年金の計算上では、78歳まで生きると差引金額は共働きママが専業主婦を上回ります。

もちろんこれはあくまでも同じ年齢まで旦那様がご存命の場合の話です。

結論

ただ年金の場合、得するとか損をするという計算も必要なのかもしれませんが、老後の生活にいくら必要なのか?という視点の方が重要です。

専業主婦の場合、自身の年金は月額で6万5千円程度です。

共働きママさんなら、自身の年金は12万程度になるため、生活もいくらか楽でしょう。

そう考えるとトータルすると損するから専業主婦の方がイイという安直な考えは成り立ちません。

奥様も働ける余裕があるのであれば、働いて稼いでおいた方が現在の暮らしも老後も楽なのは間違いありません。

わざわざこんな計算をしといて、こんなオチですみません。


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