過去問題は早い時期から始めない方がイイのか?

3月も終わりに近づき夏の社労士試験まであと5か月弱となってきました。

まだまだ全力疾走をするような時期ではありませんが、この時期からはとにかく毎日学習することが大事です

1日でも休んでしまうと怠け癖がついてしまい、すぐにやらない日が続いてしまいます。

記憶を定着させるためにも今の時期は、短い時間でも構いませんのでコツコツと学習を続けていきましょう。

日々の学習に過去問題を取り入れている人もいると思いますが、過去問題は早い時期から始めても意味ないのでしょうか?

過去問題対策

過去問題に取り組む時期

中学、高校、大学受験ではあまり早い時期から過去問題対策をするのは良くないという話を聞きます。

というのも、受験直前期は徹底的な過去問対策を実施するため、あまり早い時期に取り掛かってしまうと正答を覚えてしまうため成果が出にくいとのこと。

確かにその通りかもしれません。

数学や国語の問題など、正答を覚えてしまって取り組んでもあまり意味がありません。

では、社労士試験の場合も同じなのでしょうか?

確かに社労士試験の過去問も何度も解いていると正答を覚えてしまうので、その意味ではあまり意味がありません。

ですが、社労士試験の場合正答を覚えてしまっても大して問題ありません

むしろ答えを覚えるほどやり込むことをお勧めします。

ただ答え覚えると言っても条文の内容を覚えるというのであればいいんですが、選択肢の位置を覚えることは何の意味もありませんのでご注意ください。

A~Eの選択肢の中でこの問題はAが正解!なんてことを覚えても無意味です。

過去問の形式は?

過去問は形式は通常の五肢選択の形式と一問一答の形式がありますがどちらの方がイイのでしょうか?

五肢選択だと前述したようにどの選択肢が正解か覚えてしまうから意味がない。

一問一答であれば、しっかりと内容を理解してないと回答できないからこちらの方がいいという意見もあるようですが、私はどちらでもいいと考えています。

確かに五肢選択だと正答の位置を覚えてしまうのですが、最終的にすべての選択肢を解答していくけいの学習法を推奨していますので、どちらでもいいのです。

社労士試験直前はどんな勉強をすればイイのか?

過去問は書籍の厚みや大きさなど自分の好みの形式を選ぶといいでしょう

何度も何度も使うものですので、中身の形式よりも持ち運びやすさなど利便性を優先した方がいいかもしれません。

過去問を5ステップで攻略する

過去問が解けても模擬試験が解けない

何度も繰り返し説いている問題は解けても、新しい問題になると正答率が下がってしまう。

という方もいるでしょう。

そんな人は過去問の位置を覚えてしまっている可能性が高いです。

ですので、新しい問題だと解答できない人は過去問の学習方法を見直しましょう。

本試験は見たこともない問題が多数出題されますので、模擬試験の段階で躓いていたらとても本試験では対応できません。

過去問を解くときは、選択肢のすべての肢までしっかりと理解しながら解かなければ解いていく意味がありません。