【都立最強】中学受験するなら絶対都立中高一貫校にすべき5つの理由

中学受験を考えている東京都在住の皆様へ。

子供に中学受験をさせると決めたのなら、絶対に都立中高一貫校を目指すべきです。

我が家の娘は残念ながら不合格になってしまったが、逃した獲物はデカい!と後悔の念が消えません。

【都立中高一貫受験結果】志望校は不合格!勉強→試験まで全貌を紹介

なぜ都立中高一貫校がイイのか?

都立中高一貫校を目指すべきその理由をお伝えします。

ライバルが少ない

都立中高一貫校の倍率は非常に高くなっています。

難関の小石川や武蔵は例年5倍から6倍。

区立ですが九段中の女子になると例年8倍から9倍という年もあるくらい狭き門です。

これのどこがライバル少ないの?

と思うかもしれません。

ですが、もう一度冷静に数字を見てみましょう。

2019年現在、東京都内の6年生の数は9万人程度。

その中で都立中高一貫校を受験する生徒は9千人程度なのです

つまり、東京都の全小学校6年生の中で都立中高一貫校を受験するのは1割程度しかいないんです。

しかも当然ながら都立中高一貫校を受験できるのは、東京都に住居がある人です。

東京都のすぐ隣の埼玉県や千葉県、神奈川県の生徒は受験することができません。

そう考えれば倍率5倍とか6倍とかで大変だと思うかもしれませんが、実はライバルの母数はそれほど多くないのです

これが高校受験になると難関校となれば近隣県のみでなく、地方からも挑戦してきます。

大学になれば日本全国の学生がライバルになるのです。

倍率5倍という数値に踊らされていはイケません。

実は都立中高一貫校は、非常に少ないライバルとの戦いができる、最初で最後のチャンスなのです

受験科目が少ない

都立中高一貫校の受験は適性検査型です。

今までのような詰込み型の記憶重視ではなく、自分の頭で正解を導き出す特殊な形式の試験です。

適性検査は、適正1、適正2、適正3と3つに分かれ、それぞれ作文、理系、文系と学校の特色によって分かれます。

適性検査という試験方式は、非常に難関で対応も難しい試験ですが、逆に言えばこの3科目だけ勉強してれば合格できるのです。

これが高校受験になると英国数理社の五科目に加え、都立を狙うのであれば内申点も稼がなけれはイケません。

体育、美術、技術、音楽・・・

こんなにイッパイやらないと難関都立高校には合格できません。

それが都立の場合、極端に言えば3科目だけ勉強すれば合格できるのです

さらに小学校の内申というのは、よくできる、できる、がんばろうの3つだけです。

中学校のように5段階の細かいレベルの戦いに勝つ必要はないんです。

そう考えればいかに中学受験の方がハードルが低いかわかるはずです。

学費が安い

学費が安いこと、これは最大のメリットですよね

都立中高一貫校ですので、学費はその辺の公立中学に行くのとなんら変わりがありません。

都立中高一貫校に行けば、高校受験のための塾に通う必要もありませんので、コストパフォーマンスは最強です。

レベルが高い

都立中高一貫校のレベルは年々上がってきています。

都立中高一貫校で最も多い東大合格者を出している武蔵は、昨年13人の東大合格者を輩出しています。

これは都立高校で言えば、難関と呼ばれる都立西高校と同じ程度のレベルなんですね。

そしてこの比率は今後さらに上昇するとみられ、数年後には都立の最難関日比谷に並ぶとまで言われています

これまでは、私立の御三家と呼ばれる高校と都立中高一貫校の両方に合格した生徒は、私立を選ぶ傾向が高かったようですが、近年両方合格して都立を選ぶ生徒も出ているそうです。

さらに大学受験は国の方針により記憶詰込み型の試験から、都立の適性検査試験のように考える能力を問う試験に変わりつつあります。

ですので、これから先さらに都立中高一貫校のレベルは上がっていくでしょう。

カリキュラムが充実している

都立中高一貫校のカリキュラムは非常に充実しています

各学校英語教育だけでなく第二外国語の習得も積極的に実施しています。

中学3年生で90%以上の生徒が英検準二級を取得するほどハイレベル。

海外留学制度や海外研修なども用意されていますし、その辺の公立とはワケが違います。

都立だけでなく私立の学校案内もいくつか回ってみましたが、ぶっちゃけ都立中高一貫校とそれほど変わらないじゃんというレベルでした。

都立なのに私立と同じ、イヤそれ以上のカリキュラムが充実しているかもしれません。

もちろん都立だから校舎は古くてあまりキレイじゃない学校もありますが、それは都立だからある程度諦めは必要ですね。

まとめ

都立の中高一貫校受験は、現時点ではボーナスステージのようになっています。

もちろん、その分倍率は高いし難易度は高い。

そう簡単に合格できるものではありませんが、東京都内に住んでいるのであれば受けない理由はどこにもありません。

ここで合格を勝ち取ってしまえば、高校受験に労力を割く必要なく一気に大学受験に向かうことができます。

しかも公立学校という資金的メリットを受け続けながら。

中学受験を考えている人は、真っ先に都立中高一貫校の受験を考えてみてください。

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