社労士試験に受かるために最後にコレだけはやっておく

2017年社労士試験まであとわずか。

世間ではそろそろお盆休みに入ろうという時期ですが、社労士試験受験生はここからが本番。

絶対に2017年社労士試験に合格するために、必ず最後にコレだけはやっておきたい。

2017年社労士試験に合格するために

記憶の精度

社労士試験に合格するために最も必要なことは、記憶の精度を高める事です。

社労士試験には暗記は不要、正確に法律や制度を理解しておけば、確実に合格点を取れるという意見もあるようですが、この言葉を鵜呑みにしてはいけません。

社労士試験に受かるためには絶対に暗記・記憶は必須です。

しかもちょっとした誘惑にブレないレベルの正確な記憶が合格するためには必要になってくるのです。

なぜ正確な記憶が必要なのか?

社労士試験は、現在のところ全てマークシートによる選択式の試験です。

選択式試験と択一式試験の2通りに分かれていますが、結局全て解答はマークシートによる選択式。

論述方式や記述方式、さらに口頭による面談などが無い人の目が一切入らないオートマチックな試験方式となっています。

ですので、他の試験のように論文形式の学習等が不要なため、比較的誰でも挑戦しやすくなりハードルは低めな設定と言えるかもしれません。

でもそんな試験方式にも関わらす、例年合格率は数パーセント。

近年はさらに合格率が下がり5パーセントを割り込むようになって来ています。

全問マークシートによる選択式試験なのに合格率が低い?

つまりは、選択肢の精度が極めて高いということを意味しています。

以前、総務部長をやっていた経験があるちょっと労働基準法や健康保険等に詳しい方に社労士試験の問題を数問見てもらった事がありました。

すると、実務で総務部長をやっていたという方ですら、1問も正解を選べないどころか、何が正しくて何が誤りかすら良くわからないという意見が出るほど選択肢の難易度は高まっています。

ですので、最後の最後のラストスパートで是非取り組んで欲しいのは、正確な知識の植え付け。これが合否を分ける最重要課題になるはずです。

試験の難化

近年社労士試験は、合格率が下がり試験自体も確実に難化傾向になってきています。

その典型例が、複数回答式の選択肢です。

以前までの択一式試験の問題は、5つの選択肢のうち正しいものはどれか?誤っているものはどれか?という方式の問題しか出題されませんでした。

それが近年は、5つの選択肢からただしい正解の組み合わせを選べという形や、5つの選択肢から誤っている選択肢はいくつあるか全て選べ、という形の出題が増えています。

これまでの方式でも最後の最後正解を導くためには、他の選択肢に惑わされない正確な知識が必要だったのに、複数回答があるとなれば、さらに正確な知識が必要になってきます。

どうすれば正確な知識が身につくか?

暗記の仕方はいろいろとあるでしょう。

  • 暗記カードを作る
  • ただひたすらテキストを読む
  • ノートを自作して書き込む
  • カラーマーカーで色分けする

論理的に覚える、視覚的に覚える、右脳を使うとか左脳を使うとかいろんな意見があるでしょう(最近では右脳と左脳では役割に違いは無いなんて研究結果もあるそうですが・・)。

以前からお伝えしているように勉強方法に正解なんてありません。

自分が覚えやすいやり方を追求するべきでしょう。

ですので、どんな覚え方でもいい。最終的に撒き餌のような選択肢に惑わされない正確な知識を身に着けておけばいいんですから。

ただ筆者としては、この時期とにかく問題を解きまくる勉強法が有効だと常々考えています。

そのやり方はこちらで解説しています。

直前期の勉強方法は問題演習に没頭する!

ただ問題を解くだけでなく、全ての選択肢に対してどんな理由で正しいのか?どんな理由で誤っているのか?をひたすらノートに書き込んでいく手法です。

この手法で勉強していくと、細かい選択肢全てに対して正解・誤りの理由付けをすることが出来るのです。

逆に言えば理由付けができない選択肢があるということは、その部分の知識が定着していないということ。

自分の弱点を見つけ出し、さらにその部分を強化することも出来るのです。

もし勉強方法に迷っているという方は試してみるといいでしょう。

最終的に必要なのは正確な知識、ブレない記憶力。

この力を最大限活かせるのはこの時期の追い込みしかありません。

最後の最後、全ての力を出しつくして出来る限り最大限の知識力を見につけて試験に臨んで下さい。


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