ややこしい確定拠出年金を日本一(自称)わかりやすく解説してみた

今の70歳以上のジイサン、バアサンは優雅に暮らしてるけど

オレ達が年取ったときホントに年金もらえるんだろうか?

誰もが不安になるこの時代。

そんな老後をささえる一つの選択肢が確定拠出年金

でもこの確定拠出年金ってなんだかややこしいですよね。

ここではとにかくわかりやすさを最優先にして説明したいと思います。

確定拠出年金の解説

そもそも確定拠出年金って?

そもそもの話ですが確定拠出年金ってちゃんと確定拠出年金法というのがあり、その法律に基づいて運営されているのです。

法律の目的条文はこんな感じだけど、面倒臭いので聞き流してもらってかまわないですw

(目的)

第一条 この法律は、少子高齢化の進展、高齢期の生活の多様化等の社会経済情勢の変化にかんがみ、個人又は事業主が拠出した資金を個人が自己の責任において運用の指図を行い、高齢期においてその結果に基づいた給付を受けることができるようにするため、確定拠出年金について必要な事項を定め、国民の高齢期における所得の確保に係る自主的な努力を支援し、もって公的年金の給付と相まって国民の生活の安定と福祉の向上に寄与することを目的とする。

まぁ早い話が、今の年金だけじゃ不安な人がもう一つ積み重ねておいて老後の足しにしましょうねって制度。

確定拠出年金の特徴

確定拠出年金の一番の特徴は、運用方法を自分で指示できること(ある程度だけどね)。

いまみんなが加入している厚生年金なんかは、政府が勝手に運用してるので、どんな状況になってるのか普通の人は自ら知ろうとしないとわかりません。

だけどこの制度の場合、こっちじゃもうからないからこっちで運用しろよ!という指示をすることができる、つまりは・・・

自分の好みのスタイルで資産管理方法を選べるって訳。

これがいいのかどうかはさておき、ここが一番の特徴。

加入期間は現時点では60歳まで。

今現在国会でも審議されているようですが、いずれは65歳から70歳まで延長する可能性はあるでしょう。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181028-00000009-mai-soci

企業型と個人型

企業型ってのは、大抵の場合会社が退職金の代わりに加入しているパターン。

求人の応募欄とか、雇用契約の際にうちの退職金は確定拠出だよ!って言われたら企業がかけてくれてます。

企業側でかけてくれてるので、原則毎月の年金は会社が負担してくれる。

そこにある程度自分でプラスして運用することもできます。

個人型の場合は、会社とはまったく関係なく自分で加入して投資することができる。

全額自己投資だしどの会社を選ぶとかも自分で決める。

生命保険の年金みたいなもんだよね。

加入できる人は?

ちょっと前まではこの制度加入できる人が限られていたんですね。

原則としては国民年金の人と会社員だけど企業年金を採用してない人だけが加入できたわけ。

つまりは、国民年金の人なので自営業者とかフリーターの人、

または企業年金が無いちょっと悲しい会社のサラリーマンだけの人達しか入れなかったのです。

それがその枠が撤廃されて多くの人が入れるようになったんですね。

企業年金に加入しているサラリーマンもOKだし、一番大きいのは専業主婦も入れるようになったこと。

専業主婦って、国民年金の第三号被保険者という立場で、だんなさんの厚生年金で年金に入れるちょっとうらやましい人達。

だけど、その人達って2階建て部分が全然なかったんだけど、それが今では確定拠出年金に入れるようになったのです

何がメリットなんだ?

確定拠出年金のメリットは、企業年金の無いひとたちのためってのが一番大きいんだけど税制面でもメリットがあるのです。

通常株で儲けたぜ!仮想通貨で儲けたぜ!って場合は、その利益分は当然のように税金が取られてしまう。

だけど個人型の確定拠出は、税制面で優遇されているから、利益が出た分はそのまま受け取ることができるのです。

これはかなりのメリット。

元本割れのリスクは無いの?

あくまでも確定拠出年金は、自分で指示を出して運用していくものなので、最悪の場合元本割れ!というリスクからは逃れることはできません。

毎月1万円ずつ投資して12万円を10年で120万円。

これが100万円になったり50万円になったりということはあり得る話です。

でもね、今銀行の定期預金の金利ってどれくらいでしょうか?

5%とか6%なんて時代もあったのに、今では目がバンクの金利は0.010。。。

しかもその内、銀行が手数料を受け取っておかねを預かる時代も訪れるなんて恐ろしい話もあるのです。

銀行にためておいたところで、金利で増えることは一切期待できない時代。

なので元本割れのリスクをおそれるだけでなく、投資と預金を分散して資産を運用していく時代なんじゃないでしょうか?

辞めたくなったらいつでも大丈夫?

確定拠出年金はその名の通り年金なので、原則60歳にならないと給付をうけることはできません。

なのでいつでも辞められるって訳ではないです。

ただ途中でやめた場合、とか企業年金がある会社から転職したという場合は、

脱退一時金と言う形で受け取ることはできます。

手数料ってなんでかかるの?

確定拠出年金を検討したとき、気になるのが手数料。

なんで自分の金を出すのに手数料取られるんだよ!という思いも出ますが、

投資であって預金ではないので、こればかりは文句を言っても仕方ありません。

口座の管理手数料とか事務手数料など最低限の手数料は必要

小額(月1万円程度)なら極力手数料の安い証券会社、ちょっと高額を投資したいのであれば多少手数料が高いところでもいいでしょう。

ご自身のプランに応じて選択してみて下さい。


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