AIが人間の仕事を奪う。
AIの時代になったら社労士や税理士、行政書士といった仕事は無くなってしまう。
そんな煽りを受け続けていますが、ハッキリ言ってほんまかいな?としか思えない。
そんな時代なんて少なくても私たちが生きている時代にはやって来ないでしょう。
AIが士業の仕事を奪う
AIの時代
僕に言わせれば、ビットコインは単なるババ抜き大会であり、AIはゲーセンの占いゲームに毛が生えただけの飛んだまやかしだし、今の公道で車の自動運転なんて300年経っても実現しないと確信している。そして、残念なことに、こうした賭けでは、僕みたいないけ好かない、シニカルな人間が十中八九勝つ。
— Kazuki Fujisawa (@kazu_fujisawa) 2018年3月2日
人工知能、artificial intelligenceを略してAI。
今後はAI化が多方面でドンドン進み、あらゆる仕事が人間から人工知能に切り替わるとも言われています。
その最たる技術が自動運転。
近い将来人間が一切操作しなくても運転できる時代が来る。
未来ですなー。「運転席のない」自動運転カーの一般道走行が許可される #SmartNews https://t.co/sFo7i6wYGm
— ikehaya | Blockchain (@IHayato) 2018年2月27日
こんなの見ると確かにそうなるのかな?と思うこともある。
でも、やっぱりまだ未来にしか感じない。
無人の自動車がブンブン街中を走り回るシーンなんてまだまだドラえもんの世界。
100年イヤ300年経っても結局自動車は人間が運転しているのではないだろうか?
ていうほど、AIはまだそれほど発展していないように見える。
一説ではGoogleが開発しているAI技術の頭脳レベルは小学生になるからならないか程度とのこと。
Googleほどの企業がホンキを出してもまだ小学生。
大人になるには100年くらいじゃ足りないのは明白です。
AIBOもPepperもまだまだオモチャ感覚を超えてこない。
そんな今のAIが士業の仕事を奪うのに数年で出来るわけがない。
だからこれから社労士とか税理士とかを目指そうとしている人たちは、子供にもなり切れていないAIにおびえる必要なんてこれっぽっちもないんです。
昔ながらのスタイル
とは言っても昔ながらの士業のスタイルでは将来がないことは誰もが理解しないといけないし、今成功している士業の人たちはそんなこと誰にも言われなくてもわかってる。
社労士でいえば独占業務と言われる1号業務と2号業務。
一昔前は手書きで申請していた書類が今では電子で申請できる時代になってきた。
昔のように手続き業務だけをやっていて食える時代ではなくなっている。
だからと言って手続き業務がAIやITにすべて食われてしまうのか?となればそんなことはないんです。
だって手続き業務ってIT化されたところで、まだまだ面倒くさくて複雑なんです。
だから一般の中小企業の社長さんとかはそんなのやりたくないんです。
となれば社長さんは誰かにその業務を投げたくなる。
それを代行するのが社労士の仕事。
手続き業務だけじゃ食えないといいながら、コツコツ営業を重ねていけば手続き業務だけで食うことも十分可能でもあるんです。
人を守る仕事の重要性
社労士は手続き業務だけでなく、労務・人事に関するコンサルティングのスペシャリスト。
これからは人を守ることが大事になる時代。
貴重な人材を流出させず、仕事・会社に満足感を与えてあげることが重要になる時代です。
ただお金だけをバンバン与えればいいってものではない。
ただ法律だけをかざして縛り付けることがイイわけではない。
法律と経営、そして人事労務という専門知識を持ち、会社の人材に満足感を与えさせること。
これがこれから先必要とされる社労士の理想形。
こんなこと何百年経っても人工知能に取って代われるワケがない。
運転だって代われないのに社労士なんて代われるワケがないんです。
AIはあくまでも技術の一つ。
すべての仕事が取って代われるほど万能な兵器ではありません。