パラレルワーク時代副業するなら就業規則を読んで許可を取れ!

終身雇用がオワコンとなりつつある昨今、世の中はパラレルワーク時代に突入している。

一つの職業だけで収入を得るのではなく、2つ3つと仕事を掛け持ち収入を増やしていく時代。

大手製薬会社リコーも「社会チャレンジワーク制度」を導入し副業解禁に踏み切った。

これから副業はスタンダードになっていく可能性が高いが、副業をする時どこに気を付ければいいのか?

副業禁止規定

就業規則

就業規則に副業禁止、兼業禁止という規定を設けている会社は多いだろう。

就業規則は会社の憲法的存在のため、禁止規定がある場合は従う必要がある。

とはいえ、副業には職業選択の自由という側面もあるため、副業していることが明るみになったとしても、即座に懲戒解雇や出勤停止等の重大な処罰を与えられるケースは少ないだろう。

ただ何かしらの処分を受けることは覚悟しておいた方がいい。

社長に承認を取る

「ぼく、オタリーマン」の作者漫画家の「よしたに」さんは、実は本職の漫画家ではなくIT企業のシステムエンジニアをしながら副業で漫画を描いていたそうだ。

「ぼく、オタリーマン」は、累計140万部という大ヒットになったため、当然会社にもバレてしまったらしい。

しかしよしたにさんの会社の社長は、彼の活動を「面白い」と評価し、一切おとがめなしで済んだらしい。

よしたにさんは、事前に就業規則を読み込み副業禁止の規定がない事は把握していたが、社長の一言でさらに大手を振って活動できるようになったそうだ。

やはり、サラリーマンとして会社に勤めながら、副業でも活動したいのであれば、事前に上司に承認を取っておくべきだろう。

その際、中途半端な中間管理職の上司は、自身の立場が大事なため、部下の活動を制限する方向に動く危険がある。

それよりも、会社を立ち上げた社長であれば、起業家スピリットがあるため、サイドビジネスを承認してくれる可能性が高いのかもしれない。

副業の3大原則

もし社長や上司に承認が取れたのなら、大手を振ってサイドビジネスに取り組もう。

その際、サイドビジネスという事を強く理解し、下記の3大原則だけはしっかりと守るよう気を付けよう。

  • 確定申告をする
  • 本業に支障を来さない
  • 違法行為はしない

その他にも夜のお店での副業や本業と同業のビジネスをすることもご法度だ。

副業は本業があって初めて成り立つもの。

あまり副業にのめり過ぎ、本業の会社に迷惑をかける事だけは絶対にしてはならない。


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