資格試験の勉強はいつやればいいのか?
試験勉強というと、夜中に眠い目をこすりながらやるのが定番となっていますが、会社員が働きながら資格を取るのであれば、間違いなく早起きして朝活した方が効率的です。
朝活するとこんなにメリットがあるんです。
その理由はこんな感じ。
朝活のメリット
仕事に集中できる
急な残業やトラブルが発生しても朝活なら問題ありません。
だって朝勉強済ませてきたから。
帰宅後に勉強したいのに仕事が終わらない!
となるとイライラが募ります。
会社員である以上、急な残業やトラブル対応は避けられません。
だからこそ、やることは先に済ませておくといいんです。
付き合いを悪化させない
懇親会、歓送迎会、上司からのお誘いなど夜の付き合いがあっても問題ありません。
だって朝勉強済ませてるからw
会社員として円滑に業務を回すためにもある程度のお付き合いは必須。
資格試験の勉強をしてるからといって、すべて断ってしまうとコミュニケーションにも支障が出てしまいます。
もちろん、過度な付き合いはさすがに朝活してるからといって避けなければいけません。
ですが、最低限のお付き合いまで断らないで済むように、勉強は朝のうちに終わらせておくべきなのです。
お酒が飲める
出来れば毎晩お酒を飲みたい。
仕事頑張ってきたんだから家帰ってお酒くらい飲んでもいいでしょ。
でも、試験勉強をするのならお酒なんてご法度です。
お酒飲んで勉強したところで一切頭に入りませんし、すぐ眠くなってしまうだけ。
どうしてもお酒が飲みたい!という人は、朝活すべきなんです。
朝勉強しておけば、夜はゆっくりと過ごすことが出来ます。
軽くお酒を飲んで眠りについてしまえば、朝すっきり目覚められるはず。
電気代が安い
社労士試験は真夏の試験です。
6月から本試験の8月くらいの時期は、朝4時になればかなりの日差しが注ぎ込んできます。
夜中に電気を照らして勉強する必要がなくなるので、電気代も抑えることが出来ます。
朝なら普段よりもちょっと涼しく感じられますので、エアコンも使わないで済むかもしれません。
記憶に定着しやすい
これは諸説いろいろあるのでしょうが、脳科学者の茂木健一郎氏の書籍では、記憶物は朝一に勉強すると定着するとされています。
社労士試験は、暗記・記憶がとても重要な試験です。
これからの時期、どれだけ正確に細かい数値を記憶できるか?で合否は分かれると言っていいでしょう。
いつも忘れてしまう箇所。
ちょっと記憶が怪しいなという箇所。
何度も出題される大事な箇所。
これらを毎朝必ず復唱したり、学習したりすることで正確な記憶が脳に定着されます。
朝勉強にはこんなメリットもあるようです。
生活にリズムができる
早起きは三文の徳と昔の人は言っていますが、確かにそうなのかもしれません。
朝早く起きるリズムをつけるためには当然夜は早く寝る必要がある。
今まではダラダラとテレビを見たり、ダラダラとお酒を飲んだりしていた生活を、朝活を始めることでガラリと切り替えることができます。
食事のリズムもよくなり、体調面でも確実に変化が出てきます。
真夏の猛勉強を乗り切るためには、健康面、体力面も最も大きなファクターです。
朝活で生活のリズムを作ることは、体調面の管理にも非常に役に立つのです。
快眠になる
健康面のもう一つのメリットとして、眠りが深くなるのです。
深く眠るためには、交感神経と副交感神経が入れ替わることが重要といわれます。
夜中に猛勉強をするということは、交感神経をバリバリに働かせる必要があります。
そこから眠りにつくためには、副交感神経を活発にさせなければいけない。
勉強している最中は眠くて眠くて仕方ないのに、いざ寝ようと思うと眠れない。
それは副交感神経が優位になっていないからなのかもしれません。
前述しましたが、早起きすればリズムができる。
夜10時くらいになると勝手に眠くなり、いつの間にか眠りに落ちてしまいます。
夜はそもそも体を休め寝る時間。
その時間に無理やり起きて勉強するのは不自然なのかもしれません。
まとめ
ここでは朝活を進めていますが、集中して勉強ができるのであれば夜でも朝でもどちらでもいいのです。
ですが、夜勉強しているけど、どうしても集中できない!という人は思い切って朝活に切り替えてみるとよい成果が出るかもしれません。
朝起きるの苦手という人も、自分の可能性を決め付けずに試してみることをお勧めします。
朝勉強を済ませることで精神的にリラックスできるようになり、仕事にも勉強にも身が入るようになり、健康面でも改善される。
本当に早起きは三文の徳ということを実感できるはずですので。
http://www.wojuken.net/ichinen/2016/12/09/gekiyasusharoshikouza/