下町ロケットの佃製作所はブラック企業なのか?

下町ロケットシリーズの第二弾が最終回を迎えました。

今回も中年層を中心に話題になった本作品。

最終回はかなり消化不良な感じで終了してしまいましたが、どうやら年明けの特番が本当の最終回のようですね。

神田正輝さん演じる帝国重工の的場、古舘伊知郎さん演じるダイダロスの重田、尾上菊之助さん演じるギアゴーストの伊丹といった悪役チームがどんな裁きを受けるのか?

勧善懲悪が売り物の池井戸作品。

今から年明けのスペシャルを楽しみにしている人も多いのではないでしょうか?

でも、そんな下町ロケットの佃製作所なんですが・・・よくよく見ると実はブラック企業なんじゃないだろうか?

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佃製作所はブラック企業なのか?

よーし残業だ!

最終回で最も印象に残ったのがこのシーン。

俳優の阿部寛(54)が主演を務めるTBS日曜劇場「下町ロケット」(日曜後9・00)の最終回(第11話)が23日に15分拡大で放送され、俳優の徳重聡(40)が“怪演”してきた孤高のエンジニア・軽部真樹男が再びインターネットで反響を呼んだ。 インターネット上で反響を呼んだ「下町ロケット」最終回の軽部(右、徳重聡)(C)...

竹内涼真さん演じる立花が、徳重聡さん演じる軽部に向かって「定時に帰らせませんよ!」と語りかけると・・・「よーし、残業だ!」と応えたあの名場面。

社員が一丸となって苦難に立ち向かう姿は、中小企業の経営者からすれば羨まく感じるのではないでしょうか?

さて、ここで問題になるのが「定時では帰らせない!」という文言。

普段軽部さんが定時で帰宅しているということは、彼らは裁量労働制で働いている社員ではないのでしょう。

労働基準法では、専門業務型裁量労働制という制度があり、この制度が適用されている社員は、勤務時間に自由を与えられる反面、いわゆる残業手当というものは支給されません。

新商品若しくは新技術の研究開発に従事する技術者の場合、労使協定を結び労基署に届け出をすれば、この専門業務型の裁量労働制を採用することができます。

佃製作所のエンジニアは、夜遅くまで研究・開発の業務をしていますので、てっきり裁量労働制なのかと思ったらどうもそうではないらしい。

となると、一般の社員と同じように1日8時間、1週40時間を超えれば残業となり、その上限は36協定で定められているはずです。

しかし、あれだけ高度な商品の開発となれば、とても36協定の時間内で仕事が終わるとは思えません。

となれば、佃製作所の社員はみんな善意で働いているサービス残業をしている?

そして佃製作所は、サービス残業を容認している?

てことは、佃製作所はブラック企業ということになってしまう!!

てか、36協定超えてなきゃ全然問題ないんですがねww

気持ちの良い残業ができる会社つくり

下町ロケットは、あくまでもドラマです。

実際の会社は、残念ながらこんなに清々しい残業なんてありません。

一般の会社の残業のイメージは・・・

  • 仕事量が多すぎて終わらない!
  • 人が足りなくて回らない!
  • 無茶ぶりのせいで帰れない!
  • くだらないトラブルに巻き込まれて帰れない!
  • 帰りたいけど雰囲気が悪くて帰れない!

こんなネガティブなイメージばかりなんじゃないでしょうか?

ですが、そもそも残業というのは労働基準法では原則認められていません。

1日8時間、1週40時間を超えて働かせてはいけないんです。

残業時間に関しては、何度か解説していますが、まだ誤解している人が多いのか?正確に理解してない人が多いのか?残業という概念を間違って解釈している人が多いように感じます。ここで、今一度残業時間の仕組みをかみ砕いてお伝えします。

でも、定時じゃどうしても終わらない。

どうしても定時を超えて働いてほしい。

会社のためにお願いだからもう少し働いてほしい!

と会社側が労働者にお願いし、「よーし、残業だ!」と残って仕事をしてもいいよという例外が36協定なんです。

つまり、いつもは定時で帰るけど、緊急事態の時はここぞとばかりに残業する。

そう、軽部さんのような残業の仕方が本来の残業の形なんです。

残業が定常化していたり、帰れない雰囲気があったりというのは、正しい残業の姿ではありません。

会社が困っているときに手助けする。

会社のピンチもしくはチャンスの時に社員一丸となって残業する。

これこそが最も美しい残業の形なのかもしれません

残業がネガティブにならない、前向きの残業しか存在しない、そんな理想的な会社作りをしていきたい。

あの1つのシーンでそんな深いことまで考えてしまいました。

毎回毎回池井戸さんのドラマにハマり過ぎる自分が悲しいww


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