「宝くじ当たったらどうする?」
「迷わず全額寄付するね!」
といつも夢の無い返事をしてしまう筆者。一社会人としての返しとしたら完全に失格だ。
でも宝くじなんてものに現を抜かす気持ちがわからないので、こればかりは仕方ない。
しかし、そんな宝くじよりも2千倍以上当選確率の高いクジが出現したらしい。
宝くじ
宝くじの確率
ジャンボ宝くじは年々当選金額が上がっていき、今では1等前後賞合わせて10億だとか。
まさに夢のような数字。
しかしそんな宝くじの当選確率は1000万分の1とも2000万分の1とも言われている。
2000万分の1ってどれくらいの数字なのか?
人口1000万人を超える都市はメガシティと呼ばれますが、世界1のメガシティは東京で人口約3千4百万人近くなんだとか。
ニューヨークの人口が約2千1百万人。大阪の人口が約1千6百万人。ということは大体このくらいが目安になるのか。
つまりはニューヨーク全体で1人当選する確率。大阪全体で1人当選する確率。
この数字がどれだけ現実味が無いか。夢どころか途方もなさ過ぎてあり得ない数字という事に気付かないといけない。
よく言われるのが統計学では300万分の1を超える事象は、偶然でもあり得ない数字と呼ばれるらしい。
つまり300万分の1の確率は限りなくゼロに等しいということ。
ゼロのために数千円、数万円使うのがどれだけ馬鹿らしいことなのか。
当たるんです
しかしそんな宝くじを遥かに凌駕するクジが登場するらしい。
公営競技のオートレースで実施される「当たるんです」は、当たれば1億円。
そしてその確率は驚異の4096分の1。宝くじの約2400倍の確率で当選するそうだ。
このクジはオートレースの人気低迷対策として導入されるらしいが、8人で開催されるレースの1着を4レース分当てる。
だから8の4乗で4096分の1。
ただこのクジ当選確率が高い分、1口のお値段も3万5千円と高額らしい。
3万5千円を払う人が4096口分集まればクジが成立し当たった人に1億円くれるという仕組み。
オートレースの1着を当てると言っても、番号は均等に4096個割当たられるのでオートレースの知識は皆無でも問題ない。
どうだろうか?
約2千万人に1人だと全く選ばれる気はしないが、約4000人に1人なら何回かやってくれれば名前を呼ばれる可能性がある気がする。
3万5千円って高く感じるかもしれないが、宝くじも毎回数万円単位で購入する人もいる。
どうせ宝くじに数万円つぎ込むのであれば、こちらに移行した方が断然確率は高いのではないだろうか?
ただ宝くじとは異なり獲得した1億円には税金がかかるという事は要注意。
ただしこのクジ分母が少ないだけに、裏側が見えやすい。
3万5千円が4096口という事は、ただ開催するだけで143,360,000円入る事になる。
何にもしなくても4千3百万円儲かるという事だ(もちろん全額収益となる訳ではない)。
胴元ってなんて素晴らしいビジネスなんだろうか。
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