ゴルフをやる人であれば当たり前のように加入するゴルフ保険。
ホールインワンを達成した時やゴルフ場でボールを当ててしまいケガをさせてしまった時の補償、さらにクラブの破損などの補償のための保険となっていますが、本当にゴルフ保険なんてひつようなのでしょうか?
アマチュアゴルファーのホールインワンの確率や現状のゴルフ事情を踏まえて検証してみます。
ゴルフ保険は必要なのか?
ホールインワンの確率
ゴルフクラブアナリストや独自のレッスンで有名なマーク金井さんがアマチュアゴルファーのホールインワンの確率を計算しています。
ホールインワンは4000人に1人の確率なんだそうで、アマチュアだと11750ラウンドで1回程度、男子プロで900ラウンドで1回、女子プロで1175ラウンドで1回程度になるそうです。
11750ラウンドに1回ということは、週に一度ゴルフに行くようなゴルフ好きの人でも年間60回程度。
てことは100年かかってもホールインワンは達成できないという確率になってしまいます。
アマチュアの場合、それだけ奇跡的なことが重ならないとホールインワンは達成できないんです。
近年のゴルフ事情
私は月イチ程度の頻度でゴルフへ行きますが、ホールインワンを目撃したのは一度だけ。
2年前お客様の接待でゴルフへ行ったところ、一緒の組のお客様が見事ホールインワンを達成。
いい年こいたオッサンが歓喜でハイタッチをしましたが、前述の確率からすれば目撃できただけでも奇跡なのかもしれません。
ですが、残念ながらその方はゴルフ保険の恩恵を受けることはありませんでした。
それは最近なら当たり前なんですが、セルフプレーだったからですね。
ホールインワンを達成した途端、その方のお仲間は必死にキャディを探して証人になってもらおうとしましたが、今どきキャディ付きでゴルフしている人なんてほとんどいません。
大半がセルフプレーですので、せっかくホールインワンを達成したところで保険の恩恵を受けることが出来なんです。
でも、ゴルフ保険はホールインワンだけじゃなくて、クラブの破損とか万が一ケガをさせた時の補償にも使えるし・・・
と思うかもしれませんが、ゴルフクラブを壊すことなんてほとんどありませんし、マナーよくプレイしていればよほどのことがない限りボールでケガをさせることもありません。
ゴルフ保険って年間でも数千円程度なので、まぁいいかと盲目で加入しているかもしれませんが、年間10回もゴルフに行かないような人にとってはかけているだけの無駄な支出になってしまっています。
どうしても心配ならゴルフへ行くときだけ支払う保険もありますので、何も考えずにやみくもに保険に加入するのはお勧めできません。