2019社労士試験選択式の解答速報!実際に全問解いてみた労働編

2019年社労士試験を受験された皆様、本当にお疲れ様でした。

本試験の問題がアップされましたので、実際に解答してみます。

2019年社労士試験問題

まずは選択式試験労働問題から。

2019社労士試験選択式

労働基準法と安全衛生法

1問目は最高裁判所判例からの出題です。

もはや、労働基準法の選択式試験は最高裁判所判例から出題されるのが当たり前になってきていますね。

まずAの選択肢。

使用者の責めに帰すべき理由によって解雇された労働者が、解雇期間中に他の仕事をして収入を得ていたというお話です。

その間の報酬は、〇〇の6割に達する部分までは控除の対象としてイイ。

つまり、あなた他で収入あるんだから、この部分の6割に関しては引いてもイイよねという問題です。

これは選択肢を見なくても大体想像ついたんじゃないでしょうか?

正解は⑰平均賃金。

Bは当該賃金の〇〇内に得たとなっているので期間に関する話。

選択肢を見ていくと⑩から⑫が期間に関する選択肢ですが、ここは解雇期間中なので2年とか5年とかの話ではありません。

ですので自然と⑫支給対象期間と時期的に対応する期間が正解。

続いて2問目は出来高払いに関する問題。

出来高の取り分というと吉本興業が思い浮かびますが、一定の〇〇に応じて賃金を補償しろと言っています。

これはおそらく時間なんじゃないかな?とこの時点で想像できると思いますので、正解は⑲の労働時間。

3問目は労働安全衛生法の目的条文からの出題。

目的条文は、出題頻度はとても高く、取れないと非常に後悔する個所ですので必ずチェックしておかなければイケません。

抜いてあるのは〇〇の形成となっていますが、労働安全衛生法なんですから迷わず④快適な職場環境ですね。

4問目は衛生管理者が選任する者ですが、医師、歯科医師の他とくれば⑱労働衛生コンサルタントしかありません。

基安はかなり易しかったのでは?

全問正解も行けるかもという問題です。

労働者災害補償保険法

労災の1問目は目的条文からの出題。

いきなり目的条文から2つも出題されています。いかに目的条文が大事かということです。

AからCまでの穴ですが、これホントに社労士本試験の問題なの?ドッキリじゃないの?と思えるほど簡単でしたね。

Aは、〇〇法上のとなってますが当然②労働基準しかありません。

Bは、雇用保険ではなく労災なので④の二次健康診断等

Cは、労災の年金と言えば障害、遺族、傷病ですので③の傷病。

Dは、労災の保険関係成立届の提出ですが、提出されていない場合で行政機関から指導を受けた場合何日以内に提出か?これは④10日間。

Eは、その後1年間ですのでこれも正解は④

労災は近年マレにみるほど簡単なサービス問題でした。

雇用保険法

1問目は基本手当からの出題。

AとBですが、基本手当のまさに基本部分の出題です。

Aは、〇〇のために職業に就くことができない日ですので、迷わず疾病または負傷で⑤

Bは、いわゆる待期期間ですのでこれも迷わず7日間しかも通算して。正解は⑦

2問目は育児休業給付金からの出題。

これも数字に関する問題ですが基本的な問題です。

Cは、〇〇の前2年間となっていますが、何かがあった日。

申し出とかではなく休業を開始した日ですので、正解は②

Dはカッコ内の細かい部分になりますが、〇〇以上賃金の支払いを受けることが出来なかった日数。

これは通算ではなく引き続き30日なので正解は⑯

Eの選択肢は、一度カッコを外して読んでみましょう。

みなし被保険者期間が〇〇以上あったか?という問いですので、これも迷わず1年間で12カ月。

正解は⑫

雇用保険もかなり簡単だったようです。

労務管理その他の労働に関する一般常識

毎年難しい一般常識ですが、今年も一筋縄では行きません。

まず1問目は技能検定からの出題。

Aは、技能検定に合格した人は〇〇と名乗ることが出来るという問題ですが、素直に考えれば⑮技能士です。

Bはこちらの厚生労働省の発表からの出題なんですが・・・

若者の技能検定受検料が減額されます

これはなかなか知らないと絞れないでしょうね。

若者の育成となっているので、40歳はないかなぁと思うかもしませんが、35歳というのもなかなか選びにくい。

正解は⑦35歳未満なんですが、これは難しいかもしれません。

Cは、女性活躍推進法からの出題で厚生労働省が定める認定マークの名称を聞いていますが・・・

恥ずかしながら認定マークは「くるみん」しか知りませんでした。

正解は⑫えるぼしマークなんだそうです。。以後覚えておきます。

Dは、女性の年齢別有業率の問題です。

平成24年よりも平成29年はどうなったか?

これは間違いなく上がっているはずですよね?

上がっている選択肢は⑪と⑱

⑪は65歳以上だけが上昇となっていますが、そんな事あるワケありませんので、正解は⑱のすべての年齢で上昇

Eは起業者の女性の割合ですが、ここは勘で行くしかないかもしれません。

正解は2割で②のようです。

労働一般常識は、AとDはなんとか取れそう。Cは知っている人にとってはサービス問題だったのかもしれませんが、3問取るのはなかなか厳しい問題でした。