社労士試験まであと36日。
世間の公立小中学校では夏休みに入っているというのに、毎日毎日勉強の日々。
でもその先に資格試験の合格という道があるのなら、なんとかやり切れるものです。
では社労士の資格を取ってから転職する道を探してみましょう。
社労士の転職
社労士事務所への転職
資格を取ってまず思いつくのは、社労士事務所への転職でしょう。
大手の場合、通年採用している事務所もありますし、小さい事務所でも人員不足に悩んでいる事務所は多いですので、意外と転職先はあるものです。
ただ、社労士事務所へ転職するのなら、まず最初に将来的な事を考えておきましょう。
士業の場合、その事務所に骨を埋めるのか?経験を積んで独立したいのか?という2つの選択肢がありますが、転職する際に事務所の方針を聞いておきましょう。
社労士事務所の中には、将来的にノウハウを身につけて独立していいからその分給料は安いよ!というところもあります。
その逆に、将来的に独立したいような人材ならイラない!という事務所もあるようです。
確かに双方の事務所の気持ちは分かります。
後者の方針の事務所の所長さんに話を聞いたところ、ただ資格だけ取っても何にも知らない素人に、一からノウハウを教えてるのに、いいとこ取りで独立しようなんて考えは甘いよ。
大体そんな気持ちで独立したところで、上手くいくはずない!という考えのようです。
逆にノウハウは全部教えてやるから、数年で独立して後は自分で切り拓け!という考えの所長もいます。
事務所は所長の考えで成り立っていますので、その方針に従うべきでしょう。
一般企業への転職
全く総務関連の業務についたことがないという人が、社労士資格を取ったからといって、一般企業の総務部門への転職がスムーズに行くか?というと、そう上手くはいかないかもしれません。
やはり経験が尊重される分野ですので、資格だけで転職できるというものでもありません。
ですが、社労士の平均年収を押し上げているのは、間違いなく勤務社労士です。
社労士資格を取得している総務部門の人材は企業にとっては貴重な存在です。
そうなるためにも、社労士として価値ある業務につけるのであれば、最初は条件が低くてもその条件を受け入れるべきかもしれません。
経験と資格等武器を手に入れれば、気がついた頃には熱烈なオファーが来るほどの人材になっているでしょう。
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