ポケモンGOをやりながら運転していたことにより、小学生をはねる死亡事故が発生してしまった。
ながらスマホの危険性はかねてから指摘されていたが、ポケモンGOの空前のブームにより最悪の事態を招いてしまった。
スマホやポケモンGOを責めるのはお門違いなんだろうが、被害者からすればこんなものさえなかったらと思わずにはいられないだろう。
運転中の制限
ポケモンGOの制限
ポケモンGOも移動しながらのゲームを止めるようにポップアップを上げる機能は追加された。
だがそんなもの解除してしまえば普通にゲームをすることが出来るため、全く意味が無い。
しかしスピードが上がればゲームが出来ないのと、電車に乗りながらも出来ないし、車の同乗者も出来ない事になってしまう。
ゲームアプリ側としては最大限の配慮なのかもしれない。
これはアプリ側だけではなく、スマホ側でも同じこと。
スピードを検知して制御をかける機能を作るのは十分可能だろうが、それだと全ての交通機関内で使用できなくなってしまう。
そんな機能はハッキリ言ってつけてほしくない。
法律で制限
自動車運転中の携帯電話の使用禁止は、当然のことながら道路交通法で規制されている。
死亡事故を起こした場合、2014年から自動車運転死傷行為処罰法が施工されたためそちらで裁かれることになる可能性もある。
しかも自動車運転死傷行為処罰法の罰則は重く、実刑を受ける可能性も高い。
これほど法律も整備されているのに、スマホをいじながらの運転行為がなくなることはない。
スマホだけでなく、最近のカーナビではテレビもDVDもネットの動画も見れるが、ちょっと操作してしまえば運転中でも普通に表示されてしまう。
法律だけでは人間の欲求は制御できないようだ。
結論
スマホやアプリ側での制限は限られている。
法律で取り締まっても大きな効果は見られない。
となると自動車側で対処するしかない。
となれば結局期待されるのは自動運転ということになる。
自動運転機能にも完全に自動で運転する機能と、運転の一部を機械に代行してもらう機能とに分かれるが、既に運転の一部は機械に任せている部分がある。
パワーステアリングやABS、バックモニターや衝突制御ブレーキ装置など。
完全自動運転の実現はまだまだ先になるはずだが、人間の操作が及ばない一部の機能の機械化を義務化することにより、最悪の事態は防げる確率は増えるはずだ。
もちろん今の自動車全てにそのような機能がある訳ではない。
一番大事なのは人間側の心の制御。
運転中他の行動をすることがどれだけの被害をもたらすか?じっくり考えなければいけない。
自動車を運転するということは、人を数人簡単に殺害することが出来る凶器を扱っているのと同じこと。
この意識を強く持って運転しなければイケない。
機械に頼るのではなく、教育で防ぐ活動もが最も必要な事だろう。
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