飲み会はキライでも新卒歓迎会くらいは参加した方がイイ【新卒社員へ】

若い人のお酒離れ、飲み会嫌い、飲みにケーション反対という言葉は数年前から叫ばれています。

昭和の時代は上司からの飲みの誘いを断るなんて御法度、飲み会も仕事のウチなんて風習がありましたが、平成が終わり令和になっていく今の時代には完全にそぐわないでしょう。

もう無理やり飲み会に誘う時代ではありません。

とはいえ、新卒社員を歓迎する歓迎会くらいは参加した方がイイです。

飲み会を拒否してもイイのか?

新卒歓迎会で学べること

新卒社員が歓迎会に参加しないことを嘆く記事が掲載されています。

https://netallica.yahoo.co.jp/news/20190403-71381423-careercn

人事担当者の苦悩は痛いほどわかりますし、新卒社員の気持ちも理解できます。

この記事では人事担当者を全面否定するような書き方になっていますが、飲み会を実施している幹事の気持ちを完全に無視した書き方には違和感を感じます。

会社員である以上、新卒社員の歓迎会くらいはよほどの理由がない限り参加すべきです

これは飲み会でコミュニケーションを広げるとかの理由ではなく、歓迎会のような催し物がどうやって開催されているか?という仕組みを知るためにも重要だからです

歓迎会をやるために幹事の担当者は何をしたか?

まずは日程を決めて店の選定をしなければイケません。

会社から遠くなく、帰宅するにも弁のイイところ。

若い社員の趣向にあったお店でかつ、ちょっと年齢がいっている管理職にもやさしいお店じゃなないとダメ。

それでいてもちろん予算は決められた範囲内。

参加者を募り、予定を確認して、お店を予約し、席の配置や乾杯と締めのあいさつを誰にするか考える。

会が終わったら会計をして領収書を受け取り主賓以外からは会費を回収する。

ただ飲み会という軽い催し物をやるだけでもコレだけのタスクが詰め込まれているのです

これはすべての仕事に通ずる部分だったりするのです。

新規プロジェクトを始めるためのアクション会議をしようとなったら、会議に召集するメンバーのスケジュールを確認し、各メンバーに会議招集のメールを配信する。

主要なメンバーから該当時間の参加不可の連絡が届けば、スケジュールを見直して再招集をかける必要がある。

営業でお客様と打ち合わせをする時だって同じです。

飲み会の幹事のような調整ごとをやり続けるのがサラリーマンの仕事です

サラリーマンを長く続ければ続けるほど、催し物を開催する人の苦悩はわかるようになり、素直にレスポンスよく参加してくれる人のありがたみがわかるようになってくるのです。

会社ってプロ野球とかサッカーのような個人事業主の集まりではありません。

みんなで一つの事業を作り上げていく仲間たちの集まりなのです。

その集団の中で生きていくとと決めた以上、すべてのコミュニケーションを拒否するわけにはいかないんです。

飲み会は拒否してもイイ

飲み会なんて拒否したってイイんです。

お酒が嫌い、プライベートが大事なら無理して飲み会に付き合う必要はありません。

ですが、最低限の会社の催し物だけは参加することを推奨します。

特に新人として会社に入社したのであれば、その出鼻をくじくような行為を自らする必要はありません。

これから先、サラリーマンを続ける以上いろんなしがらみが付きまとうでしょう。

人と人とのつながりを避けて通る訳には行きません。

最低限の催し物を楽しむ心を持った方が、会社の中では上手く立ち回れるのかもしれません。