まだ若いから。と言って20代30代の時にヘラヘラと遊んでしまうと、まさにアリとキリギリス。
60代になり自身の貯蓄の少なさ、資産の少なさ、年金の少なさに愕然としてしまうかもしれない。
最低でも30代の頃から取り組んでおきたい、老後への対策を紹介してみよう。
40~50代からのセカンドキャリア
人生90年
日本人の平均年齢は現在80歳程度だが、近年の医学の進歩、健康志向を考えると平均寿命はまだまだ上がるはずだ。
そうなると一つの会社に定年まで居続ける事は、これから先リスクでしかなくなる。
大抵の大企業の場合、55歳から60歳くらいで役職定年や定年となり再雇用という流れになり、収入はガクンと下がる。
大企業だと40代半ばから実務よりも管理系の仕事が多くなるが、管理系の仕事ってようは雑用。
40代から20年近く雑用しか出来なかった人は、その会社では高い給料を取れるが、よそに行けばただのオッサン。
60歳過ぎて収入が下がったから職を変えようとしても、もっと下がるのは目に見えている。
40代でキャリアをリセット
なので20代くらいの人は一旦40代でキャリアをリセットするつもりで働くといいのかもしれない。
がむしゃらに現場で働き続けると、40代になる頃には徐々に管理的な立場を任される。
その時点で会社を辞めてしまい、新たな人生を歩んでも全く問題は無い。
そのためには20代、30代で種をまき、40代、50代になる事には芽が出て花がなるようにしておく必要がある。そのためにはどうすればいいか?
40代以降で起業する
20代、30代のうちからビジネスの種を集め、資金を集め、顧客を集め、着々と起業の準備をしておくのもいいだろう。
起業と言っても難しく考える必要は無い。
副業に毛が生えた程度のスモールビジネスでも十分だ。
60代になっても会社の仕事しか出来ず、自分の力だけで1円も稼いだことない人は、年を取って蕎麦屋を開業したって稼げる訳がない。
若いうちからビジネスの嗅覚を身に着けておけば、年を重ねてから必ずやその成果が生きてくるはず。
資格などの専門分野を身に付ける
若いうちはサラリーマンとして凄し、中年いや老人になってから個人事業主として独立するのもイイ。
一時資格業は40代から独立するのは難しいと言われた時期もあったが、今ではインターネットを活用する事でいくらでもビジネスの種は転がっている。
ネットで食いつなぎながらコツコツと自身の資格ビジネスに顧客を誘えばイイ。
やり方はいくらでもあるし、顧客はいくらでもいる。
ただし60代になってから資格を取ろうと思ったところで残念ながら既に手遅れ。
なぜなら資格って取っただけでは一切稼げないから。
資格を取った後が大事。知識を深め、顧客を広げ、人脈を広げ少しずつ売り上げを伸ばしていく。
それには時間がかかる。
なので若いうちから仕込んでおくにこしたことはない。
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