社労士試験を受けるための受験資格をわかりやすく解説してみる

社会保険労務士試験を受けるには、受験基準を満たしておく必要がある。

社労士試験の場合、薬剤師や栄養士のように専門の学校に数年間通うという必要は無いんですが、いろいろと細かい受験資格はあります。

社労士試験のサイトを参考にして、わかりやすく見ていきましょう。

受験資格詳細は社労士試験ホームページで

社労士試験受験資格

まず社労士試験の受験資格には大きく分けて下記の3つがあります。

  1. 学歴
  2. 実務経験
  3. 取得資格

学歴

学歴は細かく分かれていますが、早い話が大学を出ている人。短大を出ている人。5年生の高専と呼ばれる学校を出ている人は受験資格あり。

大学は学部等は関係なく、マスメディア学部とか政治学部とか体育学部とか何でもよい。

また大学は必ずしも卒業している必要は無く、一般教養科目の学習を終わった人も受験資格がある。

つまりが大学在学中に取得できる資格となる。20歳位で合格しちゃう人はそんな人達のようです。

実務経験

続いて実務経験はいろいろとあります。

国や公共団体の公務員として行政事務などに従事してた人。

それから社労士法人とか社労士事務所で働いていた人も実務経験者になる。

労働組合の役員とか職員で労働の法令に関する事務をしてた人も実務経験者。

つまりは普通の会社で総務をやっていた人というのは、実務経験者には含まれないことになる。

取得資格

厚生労働大臣が認めた国家資格を持っている人も受験資格がある。

これは意外と知らなかった。

行政書士と司法試験の一部合格者に受験資格があるのは知っていたが、実は厚生労働大臣が認める資格っていうのが意外とイッパイある。

国家公務員資格はわかるが自衛官の合格者でもよい。

建築士も公認会計士も税理士も弁理士も中小企業診断士も全てOK。

さらに情報処理試験の合格者も受験資格あり。もちろんすべてではないがデータベーススペシャリストとかネットワークスペシャリストでも受験資格を貰える。

ガス主任技術者とか原子炉主任技術者でもいいらしい。

もはやなんでもありだなこりゃw

ただし、上記リンクの情報は古い可能性があるので要注意。

例えば情報処理試験なんて上級システムアドミニストレータ―なんでもう存在しない試験も含まれているため、詳細は必ず確認しておいたほうがいい。

なので社労士の受験資格って結構幅広い。

もし大学を出ていないという方は、厚生労働大臣が認めた資格のどれかを取って、受験資格を確保すると手っ取り早いかもしれない。


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