社労士の本試験では100%の力が出ない!そのための備えとは?

社労士試験に限らず、自分を100%まで追い込まず余裕を残して試験に臨む人がいます。

それでも合格できるのであれば全く構いません。

ですが、これだけは事前に理解しておいてほしい。

本試験で100%の力を出すことはほぼ不可能だということを

本試験で自分の力を発揮するには?

本試験には魔物が住んでいる

よく本試験には魔物が住んでいると言われます

国家試験には魔物が住んでいるって本当なのか?

本試験は今まで体験した模擬試験とは全く環境が違います。

  • 試験会場独特の雰囲気
  • 本番当日の緊張感
  • ライバルたちの気配
  • 試験監督の目線
  • 始めていく会場の座席

その雰囲気に飲み込まれてしまうのでしょうか?

本試験では普段の80%以下の力しか発揮できないと言われることもあるくらい、平常時の能力を発揮しにくい環境なのです。

実際に模擬試験では、ずっと合格判定Aを取っていた受験生が、本試験でまさかの凡ミスを繰り返し涙を飲んだという話はよく聞きます。

実際に私も本試験の魔物に飲まれかけてしまいました。

自分では冷静なつもりでしたが、帰宅後に自己採点してみるとあり得ないミスをしていた。

なんでこんなミスをしてしまったんだ?

自分でも理解できない。

あの雰囲気だからこそのミスなのでしょう

幸いそのミスは致命傷にはなりませんでしたが、合格率が下がり難易度が増している社労士試験。

1つのミスが命取りになってしまうことは十分あり得る話です。

本試験で力を発揮するために

上述したように本試験ではあり得ないミスが続出します。

自分が出せる実力の80%出せるか?出せないか?の勝負になるのです。

だからこそ100%の力で勉強していって丁度いいのです。

選択式試験だったら30点取るつもりで行って丁度いい。

択一式試験だったら60点取るつもりで行って丁度いい。

資格試験というのは高得点を取る必要はありません。

合格点を取ればいいのです。

社労士試験は高得点を狙ってはいけない本当の理由

ですが、それはあくまでも勉強方法の話、資格試験を攻略するために必要なマインドの話です。

勉強時間、勉強量だけは合格点を狙うつもりの量だけでは足りません。

高得点を取るつもり。

楽勝で合格するつもり。

それくらいの気持ちで勉強しておくこと。

これが本試験で80%以上の力を発揮するために必要なことなのです。

本試験で大事なコトは開き直り。

あれだけやったんだ!

自分以上に勉強してきた奴なんて一人もいない!

と自分に自信を持てるようなレベルまで持っていければ、本試験の魔物になんか飲まれることはありません

あとたったの4週間です。

人生100年時代だとすれば、1か月なんて120分の1。

人生の120分の1の期間くらい本気になれないようじゃ本試験での合格は望めません。

あと1か月、本試験の魔物なんか片手で振り払えるくらいの余裕を持てるよう頑張ってみて下さい。