老後のお金は誰でも不安なものです。
貯金をしてもいくら貯めればイイのか?
貯金を食いつぶしたらどうすればイイのか?
年金はちゃんと貰えるのか?
老後のためにコツコツと動いている人もいれば、老後なんて老後に考えればイイという人もいるでしょう。
ですが、老後のために確実にしておかなければイケないのは子離れなのです。
老後のために大事なコト
子供が財産を奪う
老後の資金を作るための方法がいくらでもあります。
貯金や投資、保険という手段もありますが、老後の資金形成で最も大事なのは何と言っても年金です。
これだけは間違いありませんので、国の年金を軽視することだけは絶対にしないでください。
そして、その次に考えて欲しいのが子離れです。
実は、最も老後の資金を食いつぶす危険が高いのは子供なのです。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180924-00180353-diamond-bus_all
子供がいつまでも家にいて、親のすねをかじり続けると親の資産はドンドン目減りしていきます。
子供ってかわいくて仕方ない存在なのはわかりますが、今の核家族化の社会の中で、特に都心で生きていくのであれば、子供と共存することは非常に難しいのが現実です。
子供を自分の老後の面倒という煩わしい行為から解消させるためにも、早いうちに子供は親から巣立たなければイケません。
ですが、子供が自ら巣立つキッカケを失わせてしまうのは親なのです。
いつまでも子供の面倒を見て、いつでも帰る場所を与えてしまえば、子供はわざわざ外に出る必要はなくなります。
親だって寂しさから解消されるかもしれません。
でもその行動が自分の老後資金を苦しめることになるのです。
子供とは出来るだけ早く分かれる。
子供を出来るだけ早く社会に出して、生活をさせること。
これが自分の実を守り、子供の成長を加速させる手段なのです。
孫が可愛いのは一瞬
孫は無条件で可愛いもの。
自分の子供が作った子供というだけでなく、孫は自分の子供のように躾ける必要がない。
厳しくする必要はない、育てる必要もない。
可愛い瞬間だけを見てればいい。
それはそれは可愛い存在なのです。
ですが、孫が可愛い瞬間なんてあっという間です。
ほんの数年間と考えて下さい。
段々と孫が大きくなり、孫に何かを買ってあげると満面の笑顔で喜ぶ。
そんな顔を見たいから、また孫に買い与える。
その繰り返しが老後の家計を圧迫します。
中には、孫の教育費まで支払う方もいるそうですが、言語道断です。
間違いなくそれは親の責任です。
孫に買い与えるものは、自分が払える限度にすべきなのです。
孫が喜ぶ顔を見たい気持ちはわかりますが、孫が自分の老後を支えてくれることはないんです。
まとめ
子供と別れたくない。
寂しい思いはしたくないという気持ちはわかります。
でも自分の人生は自分で守らなければイケません。
子供の人生も子供自身が守らなければイケない。
だからこそ、一定期間子供の面倒を見切ったら、その時点で子供と別れ自分の人生を形成しなければイケません。
自分の人生を作りには早ければ早い方がいい。
子供といられる時間が少ないと思えばこそ、子供への愛情も深まります。
子離れを早くしないと、親子ともども悲しい結果を招くことになるかもしれません。