中学受験に関しては賛否両論分かれます。
小学生の頃から楽しい遊びの時間を奪って塾に通わせてまで、難関市立中学や公立中学の受験をさせるべきなのか?
受験は高校生になってからでイイ。
小学生に勉強ばかりさせて遊びを奪うのは可愛そう。
そんな意見もありますが、自分の子供が可愛いのであれば、小学生から塾通いさせて難関中学校の受験を体験させるべきです。
なぜ中学受験を体験させた方がイイのか?
中学受験のススメ
本当に子供は楽しくて遊んでいるのか?
近所の公園からは、毎日小さな子供たちが元気よく遊んでいる声が聞こえてきます。
子供のうちは外で伸び伸びと遊んだ方が健康的なことは間違いないでしょう。
ですが、小学校高学年になって毎日無邪気に遊んでいて本当に楽しいのでしょうか?
今の時代は遊び道具もドンドン進化しています。
小学生でもスマホを持つのが当たり前になり、任天堂スイッチは持ち運びができるようになり、またオンラインで友達同士が遊ぶことが出来るようになっています。
友達とスマホやゲームで遊んでいる時は確かに楽しいでしょう。
ですが、それって本気でやりたいことなのでしょうか?
やることないから暇つぶしで遊んでいるだけなんじゃないですか?
自分たちの子供のころを思い出してみればわかるはず。
小学校高学年にもなれば、毎日友達と集まっても大してやることなくて、毎日同じような遊びを繰り返し、夜が来るのを待っていた。
今の子供たちだって同じこと。
やることがないから暇つぶしで遊んでいるだけなんじゃないでしょうか?
つまり、子供たちは親からやるべきことを与えられてないから、仕方なく暇つぶしで遊んでいるだけなんだと思うのです。
親が子供にやるべきことを与えれば、子供はやらなきゃイケないことが出来るからそもそも暇自体が無くなるのです。
中学生からでは間に合わない
私たちの頃は、中学受験をするような生徒はクラスに一人いるかいないか?という時代でした。
ですが、今の時代は中高一貫校という学校が一般化し、中学校を受験することは決して珍しいことではなくなっています。
特に東京都では都立の中高一貫校という制度が出来たため、東京都に限っては中学受験に対する熱が過剰になってきています。
そうなんです。
今の時代、中学校から必死になって勉強を始めても一流と呼ばれる高校、大学に合格することが難しい時代になってきているのです。
一般の公立中学には、難関市立中学校や難関都立中学校の受験に残念ながら失敗してしまったリベンジ組がゴロゴロと入学してきます。
中学受験に失敗してしまったとはいえ、数年間塾に通い真剣に勉強してきた生徒たちは、小学校で遊んでばかり来た生徒たちとは格段の差がついているのです。
もはや中学校から頑張って勉強したところで、自分の身の丈に合った高校、大学しか目指せない時代になってきていると言えるのです。
だからこそ、子供にいろんな選択肢を持たせてあげたいのであれば、小学生から塾に通わせておくべきなのです。
可哀そうなのは勉強させないコト
3人の男の子と一人の女の子。
すべての子供を最難関と呼ばれる東大理Ⅲに合格させた佐藤ママこと佐藤亮子さんは、
自信の書籍の中でこのようなことを語っています。
ご主人さんから、小さな子供に勉強ばかりさせて可哀そうと言われたとき、佐藤ママは「志望校にイケないことの方が可哀そうだ」
遊ぶことが出来ない。
勉強ばかりさせることは可哀そうなことではない。
それよりも子供たちの未来のために、自分が行きたい学校に行けない方が可哀そう。
確かにそうなのかもしれません。
大人になってから「あの時もっと勉強していれば人生変わったのに」そう思った経験はありませんか?
でも、今さらそんなこと思ったところで後の祭りでしかありません。
あの時もっと勉強しておけば・・・と将来子供に公開させる方が可哀そうだと思いませんか?
子供はみんな「難関大学に入りたい!」「塾に通って勉強したい!」なんて自分から言い出すことはありません。
親が導いてあげないと子供は自分から勉強の道を選ぶことはないんです。
子供に勉強というツールを与えないことは、子供にとって不幸なことなのかもしれません。
勉強させること、塾に通わせることは可哀そうなことではない。
と、考え方を切り替えれば子供をもっと学ばせてあげようと思えるものなのではないでしょうか?
だからこそ、子供が高学年になったら中学受験をにらみ勉強をさせてあげるべきなのです。