Excelタイムカードは労働者の言い値で決まる!労務管理の難しさ

最近では一つの事業所に毎日通わないような業種も増え、昔ながらのガチャンと打刻するタイムカードでの勤怠管理が難しくなっている。

その手の企業はグループウェアやExcelでのタイムカードを利用しているケースが多い。

だがそのExcelタイムカードの勤怠ってだれが入力するのだろうか?

当然労働者本人だ。

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Excelタイムカード

勤怠実績の差

以前某プロジェクトに参画している時があった。

かなり大規模なプロジェクトで、総勢200人以上のスタッフが業務にあたっていた。

膨大な数のスタッフの勤怠管理はExcel。月末になると一斉に各チームごとの担当者にExcelタイムカードを送付して労務状況を報告する。

筆者は仕事はサッサと終わらせて帰りたい人種のため、残業時間は1カ月で多くても20時間程度。

しかし他のスタッフのタイムカードを見るとみんな60~80時間程度の残業をこなしている。

でもそれって本当に残業なのだろうか?

そのプロジェクトは原則フレックスタイムを採用している。コアタイムは10:00~15:00で朝はある程度時間に余裕を持たせて出勤しても良い。

だが朝ダラダラすれば夜帰るのが遅くなるだけ。そのため筆者のチームは常に9時出社を心がけた。

他のチームはフレックスなのを良い事に、朝の出勤はダラダラ。

それでもExcelタイムカードには9時出社として記載して提出している。

さらにサボりも酷かった。タバコ休みは1日5~6回取得しているし、雑談時間も長い。そして帰宅はいつも21時から22時。

その分を残業として請求している。Excelタイムカードなんて、多かれ少なかれこんなものなのだ。

まじめに残業している人との差

だがこのExcelタイムカードが全てサボっている人達の誤魔化しという訳ではない。

中には業務が終わらずに、抱え込んでしまい、本当に帰宅できない人も含まれている。

こんな人達をどうやってExcelタイムカードから把握すればいいのか?これは書面だけで見つけようとしても絶対に無理な話。

適当に記入している人に「体調はどう?大丈夫?」と聞いても、ちょっと辛いけど平気ですという回答をするだろう。そりゃほとんどがサボりなんだから当たり前。

しかし真面目に働いている人に同じ質問をしても、大抵まだ大丈夫という回答が来てしまう。

そんな状況を改善させるためには、現場に労務管理が出来るスタッフを必ず常駐させることが重要だろう。

無駄な残業の禁止。無駄な休憩の是正。過度な勤務の均等化。など現場にいなければ出来ない管理業務は必ずある。

タイムカードという結果だけで管理しようとしても、それは机上の空論でしかない。


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