就職氷河期のロスジェネ世代は空前の売り手市場で逆転できるのか?

有効求人倍率がついにバブル期を超えたんだそうです。

こちらのグラフを見てもわかりますが、バブル期超えどころか史上最高を記録する勢いです。

独立行政法人 労働政策研究・研修機構より引用

この状況を見て、ロスジェネ世代はどう思うのでしょうか?

就職氷河期のロスジェネ世代

ロスジェネ世代

私たちの世代はちょうどロストジェネレーションと呼ばれる世代の始まり

つい数年前までは就職戦線異状なし!なんて言ってたはずがそんな言葉はどこへやら。

ハガキを送っても、電話をかけても、大学の掲示板に張り出されていた求人を見ても、どこに連絡しても相手にされない。

10社、20社、50社と訪問してもどこにも引っかからない日々。

ついには疲れ果て、就職浪人という不遇の時代を送ったこともありました。

もちろん、就職できなかったのは自分が悪い。

周りの友人はみんなどこかへ就職しているし、自分だけ時代のせいにするつもりはない。

だけどあまりも理不尽じゃないか

数年前はもっともっと就職しやすかったじゃないか。

各企業もウェルカム状態で門戸を開いていたじゃないか。

なんで、オレ達の時代はこんなにも悲惨なんだ。

就職氷河期を送ったロスジェネ世代は、明らかに不遇の時代を生きてきたんだ。

追い風が吹いている

そんなロスジェネ世代にもようやく大きな追い風が吹いてきた。

今転職市場は、空前の売り手市場

どこもかしこも人がいない。

ビジネスは上手くいっているのに人がいないから売り上げが伸びない。

そんな悩みを抱えている企業ばかりなのだ。

ようやくつらく厳しい就職氷河期を生きてきたロスジェネ達にチャンスが訪れているのだ。

ロスジェネ世代の年齢は?

ロストジェネレーションと呼ばれる世代は、おそらく47歳くらいから35歳くらいまでだろうか?

30代後半の人たちは絶好の機会が来ている。

転職するにもよい年齢だし、条件のよい会社は山ほどある。

だけど40代後半に差し掛かっているロスジェネ世代にも追い風は吹いているのだろうか?

心配することはない。

今は40代だってとにかく人がいないんだ

22歳の頃、なくなく入った零細企業でもがいているあなた。

就職活動に失敗してキャリアが汚れてしまったあなた。

もう転職なんて無理だよ!とあきらめているあなた。

今、この空前の売り手市場のビッグウェーブに乗らないと、二度とこんなチャンスは訪れないかもしれませんよ。

特に40代後半となれば、これがラストチャンス。

まごまごしていたら50代になってしまう。

50になったらさらに市場価値は下がってしまいます。

売り時の今こそビッグチャンスなんじゃないでしょうか?

時代は変わった

私たちの頃の就職活動と言えば、エントリーのハガキを送ったり、電話をかけて求人に応募したり、先輩や知人から紹介してもらったり、こんなパターンしかなかった。

履歴書は手書きで、写真はわざわざ写真館で撮影してもらったものを焼き増しして使っていた。

10社受けるには10社分の履歴書を手書きする必要がった。

でも今はスマホ一つでほぼ転職活動が終焉できる

これなら負担もそれほどかからない。

今の会社に勤めながらコツコツ探せがいい。

ちょっといい会社があったらエントリーして、あとは返事をニンマリと待てばいい。

まとめ

ロスジェネ世代に生まれたモノとしては、今の状況は本当にチャンスだと思います。

あの苦しい就職氷河期時代の就活を味わった人間は、もう二度と就職活動なんてしたくないと思っているかもしれません。

一種のトラウマ状態。

ですが、こんないい状況はなかなか訪れない。

厳しい状況を乗り切ってきた世代なんだから、この波を利用してステップアップして何が悪いのか?

この流れを大きく利用し、自分が描きたい未来をもう一度模索してもいいんじゃないでしょうか?

ロスジェネ世代がようやく報われる時代

今なら本当の幸せをつかみ取れるかもしれません。