ここからは科目毎の勉強方法をお伝えしていきます。
社労士試験は科目ごとに特徴がありますので、科目に応じた勉強法が必要です。
まずは労働基準法(以下 労基法)から。
なぜ労働基準法から?
労基法は、社労士の勉強を始める方の大半が最初に学習する科目です。
なぜどの資格学校でも労基法から入るかというと、労基法は社労士試験の基本だからなんだと思います。
労基法を知らないで他の科目に進むことは、憲法を知らずに他の法律を学ぶことと一緒だから。
てゆーと社労士もホントは憲法学ばなきゃいけないんですが、まぁそこは置いておきましょう。
労基法は、それほどベースになる科目ですので、しっかりと学習時間を割いて勉強したい科目です。
労基法は楽しい
人それぞれかもしれませんが、労基法は学んでいてとても楽しい科目です。
それは社会人であれば一番身近な法律だからなんだと思います。
時間外労働のホントの計算方法とか、有給休暇の規定とか名ばかり管理職の仕組みとか、普段気になっていた事とか、世間で話題になっていたことを知ることができます。
なのであまり学習するのに苦にならない科目と感じて欲しいです。
そんな身近な法律の労基法ですが、理解が難しい部分もあります。
ですのでまずはそんな難しい箇所は飛ばして、自分が興味あるところからしっかりと理解していきましょう。
美味しいものは後で食べるという人もいますが、法律の勉強は絶対美味しいものから先に食べましょう。
では難易度の高い変形労働時間制のような箇所はどうすればいいのか?
一ヶ月単位の変形労働時間制や一年単位の変形労働時間制は、自分が携わっていないとピンとこないと思います。
なので、無理矢理でもいいので身近な人達を変形労働時間で働かせてみましょう。
あ、もちろん頭のなかだけのバーチャルでw
特に一年単位の変形労働時間制を採用している業種自体が少ないので、自分の友人がデパートに勤めたらどうなるか?
というのを思い浮かべていくと理解しやすくなっていきます。
判例対策は?
労基法は、最高裁判所の判例からもよく出題される科目です。
平成22年は選択式試験で丸々出題されるほどよく出題されます。
ですが、判例を個別に学習することはありません。
むしろ判例対策はしない方がいいでしょう。
判例は山ほどありますので、そんなもん全部追いかけてたらキリがありません。
過去問で出題された範囲を押さえておけば、あとは労基法のベースの知識と一般的な知識で解答することは可能です。
こちらでも言っていますが、深追いすることは全く意味がありませんので。
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