科目別勉強法第二回は労働安全衛生法(以下 安衛法)です。
安衛法ってマイナーな法律ですが、実はキーになる科目です。
ごくたまに安衛法は出題数が少ないから捨ててしまう人もいるようですが、それは絶対ダメ。
決して軽視してはいけません。
安全衛生法を攻略する
安衛法の何がキーなのか?
安衛法は、選択式で2問、択一式で3問出題されます。
択一式の場合、労基法で充分点が取れていれば3つ間違っても問題ありません。
ですがここで気にして欲しいのが選択式の2問なんです。
選択式は、労基法3問、安衛法2問の計5問なんですが、労基法が難しい年は安衛法の2問が合否を判断するほど重要になる時があります。
ご存知のように社労士試験は、各科目で基準点をクリアしないと合格できません。
ですので労基法がスゲー難しく1問しか解らないよって場合、安衛法は2問とも正解する必要が出てくるんです。
こんな時、安衛法を一切勉強してないと本試験会場でフリーズしてしまいます。
なので安衛法は軽視せずしっかり学習しておかなきゃいけません。
安衛法対策は?
でも軽視してはいけないと言っても、安衛法の範囲ってメチャメチャ広いんです。
資格の学校のテキストを見ると安衛法って薄っぺらいんですが、実は労基法なんかよりも膨大な条文の中から範囲を絞っているだけなんですね。
そんな広大な範囲からどうやって勉強していけばいいか?
安衛法の場合、ある程度ヤマをかけることは必須になってきます。
まずは学習範囲を徹底的に絞ってみましょう。
安衛法で絶対的に重要なのは安全管理体制です。
出題頻度が非常に高く、むしろここだけやってればなんとかなると言っても言い過ぎじゃないほど重要度が高いです。
安衛法の勉強は、安全管理体制に9割以上使う勢いで特に力をいれましょう。
そして安衛法は、理解が必要な科目ではありません。
統括安全衛生責任者とか統括安全衛生管理者とか似たような名前がいっぱい出てきます。
これを要件も含め出来るだけ正確に記憶すること!これが大事。
安全衛生管理体制の図をトイレに貼るなりして毎日覚えていけば、本試験でも相当使える武器になるはずです。
あとは残った時間で健康管理をやっておく。
機械等は、近年出題も減っているので直前に押さえておく程度で対応可能です。
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