いよいよ明日は2017年社労士試験本番です。
受験生の皆様、心の準備は出来ていますか?
明日の試験に向けて、本試験の心得や注意事項的な事をお伝えしていきます。
目次
社労士試験当日の心得
1、準備は前日に
試験に限らず当たり前のことなんですが、持ち物などの準備は前日に済ませておきましょう。
必要な持ち物は下記。
- 受験票
- 筆記用具
- 時計
- ハンカチ
- ティッシュ
- クッション
- ブランケット
- 昼食
まず受験票は、必ず前日のうちにカバンにしまっておきましょう。そして当日の朝も二重チェックで確認すること。
これが無ければ受験さえできませんので、努力が全部水の泡になってしまう。
続いて筆記用具。
社労士試験は全てマークシート方式ですので、シャープペンシルよりもマークシート用の鉛筆のほうがいいでしょう。
最近ではコンビニでも売っているようですし。
HBよりもB以上の濃い目の鉛筆がオススメです。
続いて時計。これは必ず持って行って下さい。
大学のキャンパスが受験会場の場合、時計があるケースもありますが、無いことの方が多い。
資格試験は時間との勝負ですので、時計は絶対に忘れないで下さい。
最近は、スマホを時計代わりにしている人も多いでしょうが、スマホは試験会場では全く意味の無い機械になってしまいますので。
ハンカチ、ティッシュは必要であれば。鉛筆を持ち込む人は、鉛筆を削る必要がありますのでティッシュはあった方がいいです。
そして意外と役に立つのがクッション。
午後の択一式は210分の長丁場。試験会場の椅子は粗末なパイプ椅子がほとんどですので、かなりお尻が痛くなる。
クッションは邪魔ならバスタオルなどでもいいかもしれません。
あと特に女性の方はブランケットなどはおるものを持ち込みましょう。
試験会場は、場所によって恐ろしいほど寒い場合があります。寒さは自分で調整しないといけませんので。
最後に昼食。
これも出来れば持ち込んだ方がいいです。もしくはコンビニで買っていくか。
試験会場のレストランや食堂は、相当混み合いますし、近場に無いケースもあります。
ゆったりと自分の時間を過ごすためにもランチは、持ち込んだ方が無難です。
2、ルートは事前に調べ早めに到着
試験会場には、遅くても30分以上前には到着したいところ。
出来れば1時間程度早く着くように余裕を持って置いてください。
電車が止まったり、渋滞したりなんてよくある話。
さらに試験会場って普段行きなれないところなので、電車を乗り間違えたり、降りる駅を間違えたり、道に迷ったり、なんて事も十分あり得ます。
駅に着いてルートをスマホで検索とか横着せず、事前に調べておき、確実に会場へ到着できるようにしておきましょう。
3、ポジティブになる
ポジティブ思考が良いのか?ネガティブ思考が良いのか?人の思考においてどちらが良いのか?というのは、ハッキリ言って私にはわかりませんw
ですが、試験当日だけはポジティブ思考に切り替えて下さい。
落ちたらどうしよう。とか、みんな頭良さそうだな。とか、黒い猫を見かけちゃった縁起悪いな。とか、そんなマイナス思考は全部捨てて下さい。
もし不安になりそうなら、あれだけやったんだ絶対に合格できる!と自分を鼓舞して下さい。
試験会場でみんな頭良さそうに見えたら、自分より勉強しているヤツはいない!みんなダメそうだなぁと見下して下さい。
黒い猫を見かけたら、おっラッキーじゃん。滅多に見れない猫を試験当日に見れるなんて!と無理やり切り替えて下さい。
ですので、ネガティブになりそうな要素は始めから排除しちゃいましょう。
朝のテレビの占いとか、スポーツ新聞の占いとかは絶対に見ないようにしましょう。
自信満々すぎるくらいのポジティブ思考で会場へ向かいましょう。
4、午前中の答え合わせをしない
午前中の選択式試験終了後、点数や正誤状況が気になるものです。
ですが、絶対に昼休みに答え合わせなんてしないで下さい。
もし選択式の点数が悪かったり、ケアレスミスを見つけてしまったりしたら、完全に心が折れてしまいます。
選択式試験の結果を、午後の試験前に知ったところで何の意味もありません。
午前中の誤りに午後気付いても得点なんて上がりません。
午前中の問題は、午後にリンクしないように試験問題は作成されているはずですし。
午前中は午前中。午後は午後。
キッチリと分けて考えましょう。
5、見直しで答えを変えない
早く解答し終わったら、当然見直しするでしょうが、明らかなケアレスミスで、絶対間違っていると確信が持てる問題以外は、極力答えを変えないことを強く推奨します。
筆者自身も直前で答えを変えて、間違った経験を持っています。
これだけ学習を積み重ねてくると、直感で感じた答えが正解というケースが極めて高くなっているのです。
見直しの時には既に脳が疲れている。そこで迷いに迷って導き出した答えよりも、フレッシュな脳で考えた答えのほうが正答率は高いはず。
何度自分に言い聞かせても答えを変えてしまうのが、人間の弱い部分なんですが。。
一度コレと決めたら答えは書き直さない!
これはくれぐれも肝に銘じて下さい。
6、マークシートは1問ずつ確実に
解答を問題用紙に記入していき、マークシートは後回しにする人がいますが、これはオススメできません。
特に選択式試験の場合、気付いたら時間がギリギリになっていることもありますので、マークを後回しにすると焦りが出てきます。
マークミスを防ぐためにも、1問ずつ確実にマークしていって下さい。
マークの見直しも絶対にして下さい。
マークミスなんてしないよ!と思ってるかもしれませんが、実際マークミスかなり多いのが現実です。
ちなみに私も1つマークミスして点を落としてました。
マークミスの1点が命取りになる可能性もありますので、マークだけは慎重に。
7、簡単な問題から解いていく
これは試験対策の王道ですが、やはり簡単な問題から解く、これは鉄則です。
前述したように資格試験は時間との戦い。
難しい問題に時間を取られると、簡単な問題まで疎かになってしまいます。
特に択一式試験では、簡単だと感じた問題はパッぱと解いていき、難しい問題は全て後回しにしておきましょう。
ただ、後回しにした問題は、確実にわかるようにしておいてください。
1問飛ばしてマークしてたとなると、悲惨な目にあいますので。
8、解答がわかったら他の選択肢は見ない
択一式試験で、例えば正解はAだ!と絶対に確信が持てるようなら、B以下の選択肢は見ないでチャッチャと次の問題に行きましょう。
本試験だから確実に!という気持ちで他の選択肢に目を向けてしまうと、出題者が撒いた餌にまんまと嵌ることも考えられます。
時短にもなりますし、正解率を上げるためにも無駄な選択肢には目を通さないこと。
大事なのは本番だからと言ってよそ行きにならないことです。
いつものペースで問題を解けばいい。
大事を取って・・・という行為をしてしまうとせっかくのペースが崩れてしまいます。
9、トイレは有効に使う
社労士試験は長丁場のため、トイレ休憩は挙手をすれば許可されます。
210分緊張感を保つのは大変なので、ここまでやったらトイレに行くというように最初から決めておくのもいいでしょう。
一度頭をリフレッシュさせると、集中力がさらに高まってくることを実感できると思います。
トイレ休憩を取ってイイですという試験はそれほど多くありません。
せっかく使える休憩ですので試験の戦略の一部と捉え有効に利用しましょう。
10、解答は控えておく
社労士試験は、毎年合格点で物議を醸す試験です。
試験終了後は、合格発表まで気にしないという人もいるかと思いますが、やはり自分の得点は気になるもの。
合格点予想をする際に必要になりますので、試験問題に自分の解答は控えておくことをオススメします。
そして何度も言いますが、最後まで諦めないこと。
以上、社労士試験本試験の心構え10か条でした。
最後に、当ブログをご覧になっている皆様の合格を心よりお祈りしております。
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