40代の女性が転職に向けてコレだけは取っておきたい資格をご紹介します。
女性が40代で転職を考えている場合、様々なケースが考えられます。
育児が一段落したため新たに仕事を見つけたい専業主婦や、40代になってさらにキャリアアップしたいという方など。
ここでは、そんなライフプランに応じた資格を難易度別にご紹介してみます。
40代で転職をお考えの女性の方は、参考にしてみてください。
資格を取ろうと考えている方は、できるだけ後回しにせずすぐに行動することをおススメします。
熱が冷めてしまったらずっと資格は手に入りません。
目次
転職に役立つおススメ資格
難易度低めの資格
しばらく専業主婦だったためとりあえず仕事を見つけたい
これまでも事務などの軽微な仕事しかしていない
あまり難しい資格には挑戦したくない
そんな女性向けの比較的難易度が低めでも転職に役立つ資格はこちらになります。
医療事務
難易度 ★☆☆☆☆
医療事務は、病院や診療所の受付業務などを主に担当する仕事です。
実は医療事務の仕事は意外と幅広く、医療明細いわゆるレセプトを計算する業務や、病院の手術や診察のオペレータのような業務を担当するケースもあるようです。
そんな医療事務の仕事に転職するために、資格は必須ではありません。
資格がなくても医療事務として働いている方も多く、経験さえあれば比較的容易に仕事先が見つかるのが医療事務の特徴です。
ただし、全くの未経験の場合は、医療事務の資格を取得後に仕事探しをした方が転職活動はスムーズになるはずです。
医療事務と言ってもいくつかの団体で実施されていますので、それぞれ資格取得条件が異なります。
とはいえ、試験自体は資料を持ち込んで受験できますし、自宅での在宅受験も可能な資格です。
資格取得の難易度は低く、転職活動にも活かしやすい資格ですので、すぐにでも仕事を探したい方にはおススメです。
介護初任者研修
難易度 ★☆☆☆☆
介護初任者研修は、以前はホームヘルパー2級と呼ばれていた資格です。
在宅・施設を問わず介護職で働く基礎を習得するための資格で、介護職で働くためのファーストステップとなっています。
資格を取得するためには、一定期間の研修受講後に修了試験に合格する必要がありますが、こちらも難易度は高くないようです。
介護職はとにかく人材難。
どこも人手不足で介護施設は人材確保に苦しんでいます。
介護職は高い報酬は期待できない業界ではありますが、仕事の安定度は抜群なのは大きな魅力です。
難易度中程度の資格
中程度の難易度の資格を紹介します。
ちょっと勉強時間が取れる。
少し収入の高い仕事がしたいという方はこちらを狙ってみてください。
ITパスポート
難易度 ★★☆☆☆
ITパスポートは、コンピュータやシステム開発、情報セキュリティなどの基礎知識を認定する資格です。
問題を解いてみるとわかると思いますが、全くITに触れてこなかった方にとっては若干ハードルは高いかもしれません。
ですが、このITパスポート試験は、数年前からCBT試験と呼ばれるオンラインのパソコンで受験できる方式に変更されました。
以前は春と秋年に2回しか受験のチャンスがありませんでしたが、CBT試験なら何度も受験できますので合格する確率は以前より格段に高くなっています。
IT業界は慢性的な人材不足のため、経験値の低い方でも転職のチャンスは広がっています。
まずは派遣やアルバイトからの採用がメインになるとは思いますが、経験値を積んでいけば正社員への転身も十分可能です。
情報セキュリティマネジメント
難易度 ★★★☆☆
情報セキュリティマネジメント試験は、情報セキュリティに関する基礎からある程度の応用までの知識を問う資格となっています。
2016年に新設された試験で、試験開始当時は合格率90％以上とかなりハードルの低い試験でした。
ところが近年合格率が低下傾向で若干難易度も上がってきているようです。
IT業界にお勤めの方であればかなり難易度は低めの資格なんですが、一般の方々にとっては多少難しく感じる資格かもしれません。
ですが、合格率は50％近くある上、全問マークシートでの問題ですので、しっかりと準備をすれば1～2か月の学習で十分合格は可能です。
IT業界で働くためには、情報セキュリティに関する知識は必須です。
ITパスポート同様、人材難のIT業界で働くためには、貴重な武器となりますので、業界未経験の方にも是非挑戦してほしい資格です。
難易度高の資格
思い切ってキャリアアップをしたいのであれば、中途半端な資格を何個も取るよりも難易度の高い資格に挑戦すべきです。
転職に役立つ、将来独立も狙える資格を紹介します。
中小企業診断士
難易度 ★★★★★
中小企業診断士は、その名の通り中小企業の経営面を分析しサポートするための資格です。
女性に限らず男性のキャリアアップにも大きく役立つ資格で、幅広いジャンルで活かせることが大きな魅力です。
街の市役所やホールなどの会場で中小企業診断士による経営セミナーが常に開催されている通り、非常に必要とされる資格です。
以前、大手資格学校の校長先生が「自分が一つ資格を取るなら迷わず中小企業診断士」と言っていたほど注目の資格です。
もちろんその分難易度もかなり高めですが、専門的知識がなくても攻略は可能な試験です。
キャリアアップにも有効で、独立も狙える、とてもオススメな資格となっています。
社会保険労務士
難易度 ★★★★★
社会保険労務士は、人事・労務・社会保険・年金のスペシャリストを認定する資格です。
働き方改革やパワハラ・セクハラ問題、ブラック企業に年金など、近年話題となっているキーワードの多くは、社会保険労務士の専門分野ばかりです。
これから先、高齢化や外国人雇用なども増えていく日本社会で、社労士は貴重な人材になっていくはずです。
個人的には最もコストパフォーマンスが高い資格は社労士だと考えています。
【コスパ最強】なぜ社会保険労務士は人気資格ランキングの2位なのか？
合格率数パーセントという難関資格ではありますが、全問マークシートで攻略しやすい試験方式となっていて、一発合格も狙える資格なのです。
資格取得後は、勤務社労士として働くも良し、開業社労士として働くも良し、活躍の場も広い有益な資格です。
キャリアアップ、独立開業と将来を考えているのであれば、ぜひ社労士試験に挑戦してみてください。
番外編 あまり転職に役立たない資格
MOS（Microsoft Office Specialist）
MOSは、マイクロソフトのWordやExcelの能力を証明する資格ですが・・・
正直転職に役立つか？となるとハッキリ言って微妙です。
一昔前であればWordやExcelができる！これだけでアピールになった時代もありましたが、今ではWord、Excelができるのは当たり前です。
さらにMOS試験の合格率はかなり高いようで、不合格になったという人を聞かないくらい難易度も低くなっています。
転職にアピールできるような資格ではありませんので、MOS単体ではなくITパスポートや情報セキュリティマネジメントと合わせて取得しておきたい資格と言えます。
簿記3級
人気の簿記試験ですが、3級では転職のアピールには乏しいのは間違いありません。
簿記3級を学べば、確かに財務諸表・経理の基礎は身につくかもしれませんが、高校生でも簡単に受かるレベルですので好材料にはならないかもしれません。
さらに近年は、経理・事務といったバックオフィスの求人が減っているため、せっかく頑張って資格を取っても転職先を探すのに苦労するのは目に見えています。
簿記を取得するのであれば、3級ではアピール度が弱いのが現実ですので、思い切って2級以上にチャレンジすることをおススメします。
転職のために資格を取得するのであれば、求人が多い・市場が伸びている分野の資格を取ることをおススメします。
以上、40代の女性向け転職に役立つおススメの資格でした。
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