資格試験や受験勉強をするときに暗記科目は苦手という人がいます。
年号を覚える歴史だったり、地域を覚える地理だったり・・
ですが、暗記が苦手という人は勉強が苦手と思った方がイイかもしれません。
資格にしろ何にしろ結局のところ勉強は暗記を避けては通れないのです。
社労士試験は暗記の試験
数学だって暗記の学問
暗記が苦手という人は数学は得意なのでしょうか?
数学は確かに考える学問かもしれません。
ですが、それはある程度の域に達している人の意見でしょう。
数学だって大学受験をするようなレベルであれば、暗記が重要な科目です。
数学の問題を一から自分で考えて解く人はいません。
何年、何百年も前の数学者が研究してたどり着いた公式を利用して解答を導き出すのです。
ですので、公式を暗記してないと数学の問題を解くことはできないのです。
つまり、大学受験レベルでは暗記しないで合格なんてできないということです。
社労士試験は暗記が勝負
社労士試験は完全なる暗記重視の試験です。
いつまで今の試験方式が採用されるかわかりませんが、原則社労士試験は全問マークシートにより実施されます。
そのため受験者をふるいにかけるためには、かなり細かい数字や法律を問題に組み込まないと選別することができないのです。
もちろん社労士試験に合格するためには理解が大事です。
まずは法律の概要を理解し、なんでこの条文ができているのか?なんでこのような制度になったのか?をしっかりと理解しないと前には進めません。
その上で一番大事なのは暗記なんです。
だからこそ社労士試験は、直前期の集中学習が最も重要なカギを握ります。
序盤の数か月はゆっくりと理解につとめ、最後の最後はもうスパートで詰め込み作業を行います。
もう整理整頓なんてどうでもいい。
トラックの荷台に詰め込むだけの荷物を積み込んで本試験に臨むこと。
これがどれだけできるか?できないかで合否が決まると言ってもイイんです。
アナウンサーの〇〇さんもとにかく暗記が大変だったと語っています。
それほど社労士試験は暗記の試験なのです。
もし暗記が苦手という人は、そもそも勉強が苦手なんだと思ってください。
暗記から逃げていたら社労士に限らずどんな試験も受験も成功することはできないと言っても過言ではありません。
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